自分に合った目標設定の話【イラスト初心者 脱出道#2】

ドラゴン・ワイバーン

自分の目指す将来へ向け、目標を設定する…。

誰もが一度は目標や目的を設定し、スケジュールを組もうとします。

そして実行や行動に移すもなかなか思うように進まず、挫折…。

多くのブログやサイトで、
目標設定のやり方、目的の立て方などが沢山公開されておりますが、
正直、上手くいかない人も多いと思います。

そこで、個人なりに、

目標設定はなぜ上手くいかないのか、
上手な目標設定はないのか、
それに向けての計画の立て方はあるのか、

をまとめてみました。

なんで目標・計画を立てたのに失敗してしまうのか

私が思うに、失敗の多くは、
自分の能力を見誤ること、にあると考えています。

目標設定について書かれているサイトの多くあれど、
個人的な能力は基本的にガン無視されていることが多いのではないでしょうか。

まぁこれは仕方がないのもありますが、
私たちは、それぞれに能力の個人差があり、
体力やモチベなど、体調を崩すタイミングなども、それぞれ違います。

また、まとめサイトのような所では、
行動を起こした後の回復時間(睡眠時間)が省かれていることが多く、
テンプレートのように組み立てて、そのとおりに実行しようとすると、
かなりの行動力・実行力が求められます。

さらに精神面においては、
目標を達成した後のモチベの上がり方や、
失敗した時のメンタルダメージも、個人差が大きいものです。

そもそも、日本人は遺伝的にネガティブな性質を強くもつ人種だと言われています。

遺伝性レベルで自己肯定感が低いホモサピエンスというハンデ付きで生きていかねばなりません。

「仕方ないよね、じゃあ、あきらめましょう」

では話が終わってしまいますので、

更に詳細を突き詰めていきましょう。

手っ取り早く先に結論を書きますと、
目標を立てるということは、まず自分を深く知ることから始まります。

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私は絵描きなので、これからイラストやアートなど、
主に創作活動ををがんばりたい方向けになってしまいますが、
これに限らず応用できると思うので、自分の考えを書きたいと思います。

※あくまで、個人でがんばりたい人向けですので、
チームや企業でがんばる時には当てはまらないかもしれません。

目標設定・計画を立てるには多くのステータスが必要!

いわゆる世間的な目標ですと、
目標シートを広げて、期限までにどれだけやるか、とか、
小さな目標、スモールステップで進むとか、具体的な目標例は他のサイトでもよく取り上げられてますので、 
こちらでは、あくまで自分と向き合うことに重点を置きたいと思います。

まず、正しく目標設定する前に、
自分自身と自分の環境も含めて、おおよそ下記の把握が必要になってきます。

1.自分の能力を正しく知っているか
  (自己と自分の環境の認知)

2.その能力を出すために環境は整っているか
  (誘惑や妨害を取り除く)

3.その能力を出し切れる時間はどれぐらいか
  (すぐに取り掛かったとして集中力が持つ時間)

4.能力を発揮した時の結果を正しく知る
  (進行具合や成果の確認)

5.その能力を再び発揮するまでの回復時間
  (休憩・睡眠時間などの確保)

正直、他のサイトでも言われているようなことと大体同じかなと思います。

ですが、1の自分の能力を正しく知ってるか、はとても重要。

人は、その時の気分や直前にあった出来事で、すぐに調子が左右される生き物です。

自分の能力だけでなく、小さな気分の変化などもぜひ知っておきたいもの。

例えば、 
天気が悪い日は調子がでにくい、とか、
〇〇〇の香りを嗅ぐと気分が良くなる、とか、
スマホの通知で△△△一番気になってしまうとか、
ついつい変わる細かな自分の感情・体調の変化はすごく重要です。

これらは、2の環境は整っているかにも関わってきます。

3から5もだいたい、自分のことを知っているかどうかにかかわる問題ですね。 

自分が1日に生み出す成果、結果も知っておきたいものです。

つい「明日は200%がんばる!」「明日から本気出す!」とか言い出したくなりますが、
まず無理です。

せいぜい、今日の成果の5~10%ぐらい上乗せできれば良いほうじゃないでしょうか。

ついつい、計画スケジュールを盛りがちな人は気を付けましょう。

日頃から日記やノートを用意して、
その時々の体調の気分の変化もメモしつつ、
3から5の部分を測っていきましょう。

上記の5つの項目に加えて、もう少し自分について知っておきたいことを、ここで追加します。

6.目標を達成した時のモチベを知る
  (燃え尽き症候群防止)
7.目標を失敗した時のメンタルダメージを知る 
  (自己否定の防止)

これら2つは、次の目標設定に影響を与えることもあり、
見落とされがちですがとても注意が必要です。

自己肯定感が低い人は、小さな失敗でも大きく精神ダメージを受けてしまったりするし、

達成感が大きいものは燃え尽き症候群を引き起こす可能性もあります。

特に創作者、絵を描いたり作品を作っている方は大きな作品を作った後に、燃え尽き症候群を起こす方が多いように感じますので、
できたらすぐに次の作品やプロジェクトにとりかかるようにするといいかもしれませんね。

目標はうかつに立ててはいけない!?

上記を踏まえると、目標設定や立て方も大きく個人差がでてきますね。

また個人の性格や性質によっても左右されます。

・大きな目標を立てた方がモチベが長く維持できる人
・小さな目標をこつこつ積み上げた方がいい人
・その都度によって目標の目安を変えた方がいい人
・そもそもあまり目標設定をしない方が人

などなど

頭の中が考え事でいっぱいになりやすい人は、
逆に目標設定しない方がいいか、 
今すぐできる目のまえの1つのことに集中した方がいいかもしれません。

特に、
目標を失敗した時に、激しくメンタルダメージを受けてしまう人や、
モチベダウンしてしまう人、失敗をひきずりやすい人は、
うかつに目標設定しない方がいい
場合すらあります。

頭の中がうまくまとまらない時は無理に目標設定、スケジュールを組まなくてもいいでしょう。

時にはなんとなく「こうなりたいなぁ」という無意識の感覚だけを頼った方が、逆に疲れないかもしれません。

多くの場合、選択肢は沢山あれど、最終目的はほぼ1つにたどり着くと思いますから。

・・・いやぁ、目標設定ってむずかしい。

「どうしたらええねん!」

と言われそうですが、
目標設定は個人差が大きく、一概に「これだ」と言えるものがないものです。

自分を分析すればするほど、「なるほど、わからん」という人が出てきてもおかしくないと思います。

計画スケジュールを2パターン用意してみる

そこでどうしても明確化したい人は、
自分の体調をざっくり2段階、 
A・元気がある時、B・元気がない時、に分け、
それぞれに小さな目標を入れた1日のスケジュールを用意することから、
はじめるといいかもしれません。

2パターンの指数は、個人の体調にあわせてOKです。
A・調子がふつう、B・調子がよくない、

というパターンでもいいです。

注意点として、やる気に頼るような計画は注意が必要です。

たいして元気や調子がいいわけでもないのに、
A・めっちゃ調子がいい時、B・調子がふつうの時、
というパターンにするようなことは止めておきます。

基本的なスケジュールの組み方としは、

Aは目標・目的に向けて普通に組んでみた計画表
Bは少し行動時間を減らし、休憩時間を適度にはさんだ計画表

という感じです。

朝起きたときの気分で、今日はどちらのスケジュールでいくか、選択していきましょう。
その時の調子に合わせて、午後から切り替えてもいいと思います。

個人でやる場合、その辺は柔軟にできます。
できるなら、Aのパターンで行ける日を増やします。

Aのパターンが難なく行えるなら、もう1段階上に、少しハードなスケジュールを組みます。

もし、Bばかりになってしまう、と言う方は、Aのスケジュールを見なおします。

なお、実際のスケジュール設定ですが、

人間は将来に向けて計画を想像するのは好きだけど、
目標に対して想定通りに動く、というのはあまり得意ではありません。

試しに休みの日に8時間きっちりスケジュールを入れ、そのとおりに行動してみてください。
9割の人は上手くいかないと思います。

逆に1割のできる人は、すでに将来のビジョンが明確に見えていて、
行動ルーティンがしっかりできている人です。

上手くいかない9割の人は、この1割になるにはどうすればいいのか。

「またまたどうしたらええねん!!」

ってなりそうですね。

いったいどうしたらいいんじゃあ!!

スケジュールの失敗要因

すこしでも1割の人になるために、まずは失敗の要因を少しでも減らしていきましょう。

失敗原因1つめ。

要因というか根本が、自分の能力・体力・調子を過信したり、見誤ることです。

こればかりは他人には判断できないので、自分で自分を測る習慣が必要でしょう。

失敗原因2つめ。

失敗の原因2つめは、その能力を発揮できる時間を見誤ること。

自分の能力を発揮できる時間を把握していないことでしょう。

人が1日のうちに集中力を発揮できる時間は4時間程度と言われています。

更にこれは、十分な睡眠時間が確保されてる人でこの時間だと想定されます。

早い話、自分が思っている以上に集中し続けるのは難しいことだということ。

これは上記に書いた、2パターンの目標設定をするときに参考にできると思います。

例えば、受験勉強をするときの計画スケジュールの立て方として、

Aのパターンに実行時間を8時間いれる場合、
最初の4時間を集中タイムと考え、そこに難しい課題を入れます。

Bのパターンは、思い切って勉強時間を4時間のみ、にしてもいいかもいしれません。

失敗原因3つめ。

意外と見落とされがちですが、十分な休憩、睡眠時間の確保できていないことでしょう。

人は計画や目標設定をたてるときワクワクするものです。

ワクワクしてる時はモチベも高いので、
その気分ならできるだろう、と無理なスケジュールを詰め込んだり、見誤りがちです。

自分に対して無理な計画や目標を詰め込んでいないかどうか、の判別ですが、
まずスケジュールの中に「十分な休憩時間・睡眠時間」が入っているかどうか
で判断ができます。

計画を見返してみて、
睡眠時間などに無理があるなと少しでも思うようなら、それはほぼ失敗するとみていいでしょう。

自分の成長のために、時には無理することは大事ですが、休息時間をけずるとかならず反動がきます。

削るのはスマホを見る時間や余計な飲み会など、別の時間を削るようにします。

また計画を見直す時には、
自分が、仕事が終わってクタクタに疲れてる時、
モチベや集中力がどうしてもわかない時、を想定した状態で見返すと、
より客観的に見やすいのではないでしょうか。

まとめ:結局のところ、正しい目標設定はあるのか

目標設定の難しさには、なんといっても、個人差が大きすぎることにありますね。

個人の能力も環境も違うし、その人を誘惑したり妨害するものもまた違います。

テンプレート等、公開しているブログもありますが、
正しい目標設定は、まずは自分自身を振り返り、自分を深く知ることから始まります。

もちろんそこには体調の管理や睡眠時間の確保も含まれます。

今回のまとめとして、筆者が特に言いたい事は、

「自分の能力を正しく知ること」
「休息・睡眠時間の確保」
「目標や計画は変わりやすいもの」
です。

まず今までずっと目標設定が上手くいかない人は、
「自分の能力を正しく知ること」から目標にします。

週末や休みの日に、1日の行動をしっかり紙などに書いて記録します。

もちろん睡眠時間も細かくメモっておきます。
モチベややる気が出やすい時間があったら、書いてもいいと思います。

体調の変化ですが、
気分が変わるなら好きな香りなどもメモしておくものいいでしょう。

アロマオイルの効果は近年注目されており、やる気を出すなど、 
香りによる気分転換は即効性が高いと言います。

ある程度メモをとりながら、今後自分が目指す目標、到達点を立てます。

そこから、自分の調子を「普通・良くない」に分けて、
2つそれぞれに応じた目標までにやること、小さな目標と到達点を決め、スケジュールを立てます。

「良くない」には意識的に休憩時間を挟んでスケジュールを組みます。

その2つから自分のペースにあうものあれば、それをベースにして、改良していくといいかもしれません。

スケジュールは常に変化するし、あえて柔軟に変えていくつもりで行きましょう。

また気持ちとしても、

計画が上手くいかなかったとしても、自分を責めないこと(メンタルを下げない)。

計画が上手くいった時にはすぐに、ちょっとだけ無理な計画をたてること(モチベの維持)。

という感じで自己肯定感を少しずつ上げていくことも大事かと思います。

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中には、仕事時間が長く、毎日の睡眠時間が取れない人もいます。

こういう方は、まず1日のうちの空き時間を生み出すことが目標になってくるかと思います。

例えば資格をとりたいなら、1日のうち15分でも勉強時間を生み出すことからスタート、になるかもしれません。

でもそれが最初の目標にしても良いのです。

「今の生活から脱出すること」「良い生活を目指すこと」
といった漠然とした目標も、モチベを上げるためには有効でしょう。

小さな目標、や漠然とした大きな目標を組みあわせるのもいいですね。

余談ですが、自分の生活範囲内ならば、
目指す目標もスケジュールもコロコロ変わっても問題はないと思います。

人も社会も常に流れていて、変化をしているものです。
更に経験や技術を身に着ければ目標が変わるのもごく普通です。

視覚化すると考えが整理されると言いますから、
まず目の前に白い紙とペンを用意して、やりたいことや目指したい自分を書き出してみてはいかがでしょうか。

それではまた!