北欧神話に登場する架空の巨大な木、トネリコの大樹、ユグドラシルのイラストです。
ユグドラシルはアース神族が住むアースガルズ、巨人が住むヨトゥンヘイム、人間が住むミズガルズなど、9つの国を繋がり、支えていると言われています。
ユグドラシルの根は次の9つの世界に通じているそうです。
第一層
1.アースガルズ/アスガルド
アース神族の国。ヴァルハラ。
2.ヴァナヘイム/ヴァナランド
ヴァン神族の国
3.アールヴヘイム/アルフヘイム
光の妖精の国
第二層
4.ニダヴェリール/ニザヴェッリル
小人の国
5.スヴァルトアールヴヘイム/スヴァルトアルフヘイム
黒い妖精の国
6.ミズガルズ/ミッドガルド
人間の国
7.ヨツンヘイム/ヨトゥンヘイム
巨人の国
第三層
8.ムスペルヘイム/ムスペルスヘイム
灼熱の国
9.ニヴルヘイム&ヘルヘイム
氷の国 ヘルが支配しているため、死者の国ヘルヘイムと同一視される。
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大昔の人はどこからこれを想像したのでしょうか。とっても不思議ですね。
その時代は地動説などがまだ無かったと思われますが、私たち人間が住む国が巨大な大樹の根っ子につながっているとは、なんとも面白いものです。
案外、大昔の人は今よりもっと、神様が身近なもの、と考えていたのかもしれませんね。
こちらのイラストは、
汐文社さまの「世界の神々と四大神話・北欧神話」にて描かせていただきました。
小さいお子様から読みやすい本となっていますよ。