北欧神話で最高の神と言われる、オーディン/オーディーンのイラストです。
髭を生やした老人で、グングニルという槍を持ち、8本脚の馬・スレイプニルに乗る姿で描かれる事が多いかと思われます。
オーディンの仲間・部下は俊足のスレイプニル/スレイプニール以外にも、カラスのフギンやムニン、狼のゲリなど、動物が多いのが特徴。
聖戦ラグナロクでグングニルが折れ、巨大狼のフェンリルに飲み込まれるという最後を遂げます。
RPGやカードゲーム等でもかなりレア度の高いキャラクターに位置してる事が多いオーディン。
最高神でありながら、市販のゲーム等では、
レア度は高いのにいまいち最強になりきれないキャラであることも多く、少々モヤモヤする事もありますね。
そんな彼ですが、知識に関してはひたすらどん欲で、知識を得るためなら左目も簡単に差し出すという話が残っています。
力に特化しているというより、文武両道の万能キャラ、というイメージの方がいいかもしれません。
ここから余談タイム。
ちなみに筆者がオーディンという名前を初めて知ったのは、
超有名RPGのファイナルファンタジー4に出てくる、召喚獣だったりします(^^;)
斬鉄剣で敵を一掃する様は快感でしたが、やたら成功率が低く、切れない時は一瞬姿を現しただけで消えてしまうという・・・
爽快感とガッカリ感のギャップがすさまじい(?)キャラでした。
続編のファイナルファンタジー5では、グングニルで敵1体を攻撃するという、より神話の特徴を表したキャラクターになりました。
(斬鉄剣で切れない場合に、グングニルが出てくるので、やはりガッカリ感はそのままだったり…苦笑)
ちなみに神話のオーディンはもちろんグングニルが主力武器であり、斬鉄剣はもっていません。
ファイナルファンタジーのオーディンは、元のイラストが剣をもっていたため、斬鉄剣で敵を一掃するように設定した、という裏話があるようです。
斬鉄剣を持つオーディンとは、FFが生み出した独自のキャラクターだったんですね。
今回のイラストは
「世界の神々と四大神話・北欧神話」にて描かせていただきました。
ゲームのキャラクターの由来になった神々がたくさん掲載されています。
ファンタジー系のゲームが好きな方にもオススメです。