魅力的なキャラクターイラストの描き方、を考えて実践する。その2

イラストメイキング

魅力あふれるキャラクターイラストを目指す、第2回目。

魅力ってなんだろう?

言葉にできないけど、引き込まれる絵、ってありますよね。

色の配置なのか、線の描き方なのか、ちょと違うだけなんです。不思議です。

いきなりですが前回のアチャモ&ハルカのイラストに続いて、2回目の練習イラストがこちらです。

前回はかなりシンプルなキャラの立ち絵だったので今回、

・少し動きを付けてみる

・画面内の情報量を増やす

・情報量が増えても一応最後まで描く

を課題にしました。

前回の1回目はこちら。

前回はラフの時点でバランスが取れず、ハルカの足が見切れていました。

が、今回は下書きの時点でちゃんと入れることができました。

画面内の情報量を上げるため、ポケモンもアチャモ、スバメ、ポチエナの3匹に。

ハルカは出来るだけ原作に近づけて、真似をするようにしました。

前回より、ちょっぴりにぎやかで動きのあるイラストになったと思います。

まだ背景がイマイチですが…(苦笑)

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この2回目イラストを描く前に、紙の中にちゃんとハルカの全身がはいるよう、

「人間の体のバランス」「ポーズ」について10枚ほど練習しました。

資料は手持ちに特撮ヒーローの本があったので、それを参考にしました。

いわゆる写真を見ながらの人体デッサンです。

リアルな人間がポーズしている写真ばかりですし、説得力はあると思います。

ですが、1枚のA4ぐらいの紙に人間キャラ1人を描こうとすると、全くうまくいきません(汗)

腰が短すぎたり、足が長くなったり、アンバランスになるのです。

なにより「かっこいい!」と思って真似してるのに「かっこよくない!」

という謎の現象が起き、頭を悩ませます(涙)

そこであえて、小さめに描いて練習するようにしました。

先ほどのA4の用紙に、キャラを4人描けるぐらい、のサイズぐらい。

ちょっと小さすぎるかな、と最初思いましたが、

こっちの方が全身バランスがとりやすい気がします。

少なくとも上の裸のおじさんのスケッチより、下の方が、

「なにをやっているのか」が伝わるんじゃないでしょうか?

ファイティングポーズだったり、武器を構えてたり、のけぞっていたり…。

少なくとも、頭から足までのバランスはとりやすい気がしました。

小さく描くことで、視野の範囲内におさめやすいのがあるかもしれません。

もしも

「1枚の紙を全て使う勢いで描きがちで、バランスが崩れる」

「手や足や翼や尻尾が用紙の外にはみ出てしまう」

という方は、一回りキャラを小さくして練習してみるといいかもしれません。

紙は1枚でも、4人描くと、ほぼ4回描いた事と同じぐらいの効果あると思います。

もう少し筋肉など練習したいところですが、ポケモンはあまりムキムキキャラがいないので、これは一旦後回しにしたいと思います。

※特撮ヒーローの本、資料については、古本屋で安く手にはいりますが、ネットで調べても公式など十分に画像があると思います。

人間ポーズの練習にオススメは、全身タイツで体のラインが分かりやすい

戦隊ヒーローかウルトラマンです。

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今回のイラストはにぎやかに描けたものの、やはり課題は残りました。

・ハルカの足が短く感じる(たぶんヒザと足首の間が短い)

・背景が雑(これは別途練習します)

・あえて影の部分を青紫にしているが、イマイチな気もする…。

色合いも、迫力あるイラスト!とは程遠いので、ちょっと変えていく必要がありそうです。

これはこれで有りなのかも…と自分を納得させがちですが、今回の課題上、これで満足はできないと思っています。

今回は以上の反省を持ちまして終了ですが、

ポケモン単体や、背景などの練習も並行してやっていきますので、どのように変化が起きるか、ご期待(⁉)くださいませ!