人間をちゃんと描けない絵描きが、
魅力あふれるキャラクターイラストを目指す、3回目。
今回、お絵描き初心者に向けて、内容を簡単に言いますと、
「絵が上手くなりたければ、ペンを持つ時間を増やそう!!」
です。
・・・
なに当たり前の事いってるんだ。
-完ー
・・・
いやいやこれで終わっては意味がない(苦笑)
第一回の最初の方に掲げた目標がまだ全くできてないじゃないか!!
イラスト初心者さんが意外とやってないこと、また初心者から抜けだせない理由の一つが、
根本的に、ペンを持つ時間が少ない、です。
もちろん描く時間、も大事だし、ただ漠然と描いてるだけでも成長は難しいのですが、
この基本の「ペンを持つ行動」、というのは重要です。
学校や仕事から帰ってきて「さあ描くぞ!」と意気込んだはいいが、
なんだか疲れていて、ペンを一度も握らないまま、だらだらネットを見てそのまま寝てしまう・・・。
・・・これズバリ、10年前の私です(苦笑)
絵が上手くなりたい、と気持ちだけは突っ走ってましたが、ほとんどペンをもってませんでした。
絵の上達を目指すなら、ぜひ「すぐにペンを握るクセ」をつけましょう。
身の回りに、紙とペン、またはすぐ起動できるタブレットなど置いておき、
何もネタが思い浮かばなくても、1日1時間、30分でもいいので、
ペンを握って、〇でも□でも何でも、形にならなくていいので描きます。
※スマホ・タブレットは指で描いてる人も多いと思いますが、できたらペンを使った方がいいかと思います。いわゆるこのペンが、脳にスイッチを入れる役割です。
これを日ごろから繰り返しておき、
「思い立ったらすぐ描きだせるクセ」をつけるようにします。
特にイラストレーターのプロは1日8時間以上、ペンを握ってる方も多いです。
ここでは有名作品の真似をしようと書きましたが、
どうせならプロがやってる動き、行動も真似していきましょう。
もちろん、ただ漠然と絵を描くだけでは、なかなか成長感覚がつかめなかったりするので、この話についてはまた後日、書きたいと思います。
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さて今回のイラストです。
今回はポケットモンスター・ルビー&サファイヤから、リメイク版のツツジさんを描きました。
ツツジさんは以前は清楚な女性?だったのに、リメイク版ではちょっと幼い感じになってますね。服装が可愛いので新しい方をチョイス。
手持ちポケモンのイシツブテ、ノズパスも一緒です。
前回のイラストが全体的にあわーい感じだったので、今回は
・メリハリを出す
・キャラの個性を出す
を目標にしました。
前回との比較。
主線を太くしました。そして反射光を入れて、キャラが引き立つようにしました。
・・・主線を太くしたつもりですが、暗色に埋もれて、あまり差を感じないですね・・・
一応、反射光も入れて、前回よりコントラストの強いイラストにしましたが、
塗り方によっては、わざわざ線を強くする必要はないのかもしれません。
ツツジさんは、岩ポケモンを使う、いわタイプのトレーナーなので、
背景に岩っぽいのを描いてみたのですが、
「いい具合に背景を省略する」というのが難しく、ボヤけた感じになってしまいました。
もう少しパキっとしたインパクトのあるイラスト?にしたいですね、今後の課題です。
また下書きの時点では足が短く感じたので、PCで塗るときに脛の部分を延ばしました。
※丁度イラストで足の線画が切れてる部分。
どうも自分は、ヒザ~カカトまでを短く描く傾向にあるようです。
実際の人間を描くなら問題ないようですが、アニメキャラはどっちかというとこの部分はリアルより長い傾向にあります。気をつけたい所です。
今回の気づきと反省点です
・線画の丁度いい線の太さは塗り方によって変わる
・背景を上手くかけるようになりたい(アニメ的に)
・足が短くならないように気をつける。
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さて、最初の方で「魅力あるキャラを真似しよう」とか、
「プロの動き、行動も真似しよう」と書きましたが、
やみくもに描く結局のところ「ちゃんと描く時間」を増やしていかないといけません。
もう1度描きますが、
ちゃんと描くためにも、日ごろから身近に、紙やペン、またはタブレットなど
すぐに何か描ける状態にあること、も大事であり、
すぐにペンを持つクセ、も必要です。
その状態に体を慣らしていくためにも、
「絵が上手くなりたければ、ペンを持つ時間を増やそう!!」
この実践日記では、今後「無駄な時間」や「無駄な練習」を減らすことも、考えていきたいと思います。
この練習は思いついたことや新しい発見が見つかり次第、どんどん取り入れてやっていきたいと思いますので、他の記事もどうぞよろしくお願いします!