今回のポケモンイラストはフワライド。
制作データが残ってたのでイラストメイキングを追加いたしました!
>>ポケモンイラスト46回目、メェークルのイラスト>>
初登場は、ポケットモンスター、ダイヤモンド&パール
シリーズ初の、ゴースト・ひこうの複合タイプ
フワンテから進化
見たように気球モチーフのポケモンかと思いますが、ゴーストタイプ持ちということで、
後続シリーズの図鑑にちょこっとそれっぽい話が出てきますね。
中のガスは無念のうちに亡くなった人々の魂、とも言われることから、見かけによらずなかなか怖いポケモンです。
ポケモン・フワライド、イラストメイキング/雲海の描き編
制作データが残っておりましたのでメイキングを載せてみました!
雲海のイラスト、背景の描き方、逆光の描き方に悩んでる方のヒントになれば幸いです。
まずイラストを描く前に、描きたいイメージに合った「資料」を用意します。
必要であれば簡単にラフを描いたりして練習します。
今回はグーグルの画像検索で「雲海 絶景」とか探しておいて、見本になる写真を用意しておきます
(そのまま模写ではネットにアップができないので、いろんな写真を混ぜるようにしました)
1)背景にグラデーションをつけつつ塗りつぶす
イラストの一番の奥、遠景を先に描きます。
2)メインキャラクターを描き始める&ラフ
ここでメインのフワライドを描き始めます。
デジタルソフトの場合は、背景とは別に新規レイヤーを作って描いていきましょう。
ザックリラフを描いてポーズ調整。
3)メインキャラクターを描き始める&色の調整
キャラクターが上手く分からない場合、公式のイラストとか見ながらなんとか近づけていきます。
(今回、厚塗りの描き方なので主線・線画を描くことを省略します)
塗りのポイントとして、背景の色合いに近づけつつ描きます。
逆光ですが、手前・真正面から光が当たるようにライティングしています。
4)メインキャラクターを8割ぐらいまで描く
ポーズを整えて一旦、8割ぐらいまで描いておきます。
顔や奥の手(?)は別のレイヤーです。
5)背景の雲を描き始める
ここから背景を描きこみます。画面の奥から雲を描いていきます。
今回、画面の奥に太陽があるような雰囲気のイラストになりますが、
思った以上に明るくできない場合、
オーバレイ、ハードライト、覆い焼きを使いましょう。
6)奥の雲は小さく、手前の雲は大きく
より遠景感を出すために、奥の雲は小さく少しぼやけた感じに、
手前の雲は大きく、光が当たっているところをハッキリさせて描いていきます。
7)キャラクターの仕上げとライティング調整
メインキャラクターに戻り仕上げに入ります。
キャラクタの輪郭をブラシをオレンジ・オーバレイにしてやさしく塗ります。
逆光が当たっている所にくっきりとしたハイライトをいれます。
今回ワンドロイラストということで、60分ではここまでが限界でした。
8)キャラクターの仕上げと細部調整
更に細部調整です。
フワライドの気球っぽい、特徴的な縦線(?)を入れます。
こうした細部の模様は最後に入れています。
また画面が窮屈に感じたので、横に少し伸ばしてみました。
これで完成です。
9)今後のイラストに応用してみる
せっかく雲海を描いたので、
他のキャラクターで使ってみたり、応用してみるのもいいかもしれませんね!
試しにリザードンあたりなどひこうタイプと合わせても面白いと思います。
今後も制作データが残っているものはイラストメイキングを順次アップしていきたいと思います。
それではまた!