ブラックドラゴンのイラスト/メイキング有り

ドラゴン・ワイバーン

使用ソフト:Adobe PhotoShop

ボールペンの落書きに色を載せていくメイキングです。

こちらがチラシの裏のボールペンの落書き。一発描きだと大体こんな感じです。

これをスキャナーで取り込み、ゴミ等があったら除去します。

背景とドラゴンをレイヤー分割。線画の下レイヤーを新しく作り、ドラゴンの部分を塗りつぶします。

ワンポイントとなる部分も別レイヤーに分けます。

色はこの時点ではあまり決めてませんが、レイヤー分けておけばパーツごとの色変更も簡単です。

今回はブラックドラゴン、というイメージなのでなので、色を暗くしていきます。

あまり黒すぎないようにして、影を追加しました。

分かりにくいのですがシャドウ部分が増えています。

一気に塗らず、少しずつ色の変化をつけていきます。

ハイライト、光が当たっている部分を描きます。

ついつい、ガーーーっと塗りたくなりますが(笑)、ウロコのフチの部分は小さめブラシで丁寧に。

あまり光と影のメリハリが付くと、無機質っぽくなりますが、ドラゴンなのでそれを狙うのも有りかなぁと。

ワンポイントのグレー部分も同じように塗っていきます。

私はシャドウから入れていきますが、人によってはハイライトから入れる方が塗りやすいかもしれません。

せっかくなので鼻先などのワンポイント部分をちょっと硬い質感にしてみます。

ブラックドラゴンのイラストメイキング

必要な所にハイライトを追加し、ドラゴンの輪郭、アウトラインを強調して出来上がり!

自然界にはどうみてもいない生物になってしまいましたが、ドラゴンなのでお許しください(苦笑)。

「あれ、ブラックドラゴンを描くって言ってたのに、紫じゃね?」

と思われるかもしれませんが、このまま彩度を落とすだけでブラックドラゴンになりますし、色彩を変更するだけで、簡単にベースカラーを替えることができ、厚塗りに近い複雑な色合いが出せます。

体色の変更が楽になりますので、緑のドラゴンは苦手なんだよなぁーというように、苦手な色がある方にオススメです。

それでも色が塗りにくい場合は、モノクロから描く「グリザイユ手法」も有りかと思います。

伝説の生きものドラゴンなら、どんな色でもどんとこい(?)なので、みなさんも好きな色のドラゴンでお楽しみください!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!