北欧の神話に登場するドラゴン、ファーブニルのイラストです。

北欧神話に登場するドラゴンで、財宝などを洞くつの奥に集めて守っているといわれるドラゴン。
伝承によっては巨大な大蛇として描かれることも。
宝や財宝を狙ってくる人間には容赦しない。
このドラゴンの血をあびると強靭な肉体に(または不死身に)、
その肉(または心臓)を食べれば、動物の声が聞こえるようになるという。
神話ではファーブニルの正体は、魔法使いまたはドワーフという説がある。
家族(父親)から財宝を奪い、それを隠すために自らドラゴンになる魔法をかけたという。
ファーブニルは水を飲みに外に出るとき以外、片時も財宝のそばを離れなかったが、
財宝の呪いのせいか、やがて弟の弟子であるシグルド(ジークフリート)によって退治されることになる。
人が変身しているという設定もあり、伝承のイラストでも体長はそこまで大きくないドラゴンと想定されていますが、今回は迫力重視で巨大感を出してみました。
今思うと指も4本ではなく5本が良かったかもしれませんね。