スピンドルストンの醜い竜/スピンドルストーンのドラゴン
今回のドラゴンイラストはイングランドに伝わるドラゴン。
毒の息を吐き、生息地や暴れまわった跡は、草1本も生えなかったとか。
またチカラもすごく、周辺の国の人は、毎日牛7頭分の乳を与えてなだめていたそうです
(もしくは、暴れない代わりに、人々に牛7頭分の牛乳をドラゴンが要求していたとも)。
このドラゴンの正体は一国のお姫様。
嫉妬を抱いたお妃より呪いでドラゴンの姿に変えられてしまったというもの。
所説あるようですが、
その呪いはお姫様の兄(王子)にしか解けないようで、
その王子が帰還した時、3回キスをしたことで、無事に呪いが解かれることになります。
その呪いが解けた場所がスピンドルストンの崖にある洞窟。
そこから「スピンドルストンの竜」と言われるようになったようです。
異形の姿に変えられた女性が、キスで元の姿に戻るストーリーは、現代のファンタジー作品でも受け継がれていますね。
それではまた!