スペイン・アストゥリアス地方に伝わるドラゴン、
クエレブレのイラストです。

ドラゴンといっても、
巨大な大蛇のような体に翼が生えた姿だとか、
大きなワイバーンのような姿で伝えられているようです。
クエレブレは頑丈なウロコで全身が覆われながらも、
大きな翼で空をとぶことが可能。
ふだんは海の洞くつに住んでいて、家畜、またはそれらの血を好み、たびたび洞くつから現れては、家畜を襲っては人間を困らせていたようです。
人間たちが退治しようにも、クエレブレの強靭なウロコは銃弾すら跳ねかえし、全く歯が立ちませんでした。
ですがそんなクエレブレにも喉は弱点でした。
ここだけはウロコが薄く、やわらかかったようです。
人々はノドをめがけて攻撃したり、
焼けて高温になった石や、針を沢山いれたパンをクエレブレの口に放り投げて、追い払っていたようです。
またクエレブレは沢山の財宝を洞くつに隠し持っていたり、
妖精をも洞くつの奥に捉えているという伝承もあります。
それらの伝承では、
クエレブレが捉えている妖精を救うため、洞窟に忍び込んだ騎士が、クエレブレを退治するため、
鱗がうすいノドのあたりを攻撃して倒したと言われています。
なおクエレブレの洞くつは、普段は魔力によって守られていて、
人間は入ることができない、または入ったとしても迷子になって出られなくなるそうです。
そんな洞窟もとある夏の1日だけ魔法がとけて、入ることができるのだとか。
一体そんな洞窟がどこにあるのか、気になるところですね!
それではまた!
