今回のファンアートは以前ワンドロイラストにてチャレンジした、裏次元伯爵、ラディゲです。
登場作品はスーパー戦隊シリーズの鳥人戦隊ジェットマン。
本編ストーリーではラスボスのような存在ですが、
他幹部のマリア、トラン(トランザ)、グレイの3人と共に「次元戦団バイラム」を構成しています。
地球を侵略しにきた時点では総統は不在で、一見ラディゲがリーダー格のように見えますが、実際ストーリーが始まると、お互いが、地球征服を狙うライバル、といった感じでしょうか。
中盤で総統・女帝ジューザが登場しますが4人とも煙たがっていた様子も見られます。
この4人の幹部は時にはライバル視したり、蹴落としたりと身内にも容赦がない軍団。
個々の戦闘力は非常に高いのですが、中でもラディゲは剣技に優れ、ラディガンという真の姿を持っています。
終盤には2段階に変身し、圧倒的な攻撃力でジェットマンを苦しめます。
※武器の名前は「秘剣ブラディゲート」
※真の姿は「凶獣ラディガン」
※ラスト第一段階変身は「巨大獣ラゲム」第二段階は「巨大獣バイロックラゲム」
打つ手無しと思われましたが、竜の恋人リエによってつけられた背中のキズが弱点となり、野望は途絶えました。
ストーリー途中、ジェットマンと協力するシーンもありますが、ジェットマンと和解するような素振りなどは一切なく、
最後の最後まで冷酷無比、残虐非道の本気の悪を貫いた敵将の一人でしょう
(あまりの極悪非道っぷりに、演じる役者さんも戸惑うシーンが何度もあったそうだとか…)。
幹部的な立ち位置としては前作、地球戦隊ファイブマンに登場したガロア館長に近いかもしれません。
ただ中盤からギャグ路線に走ってしまい、最後もあっけなかったガロアとは違い、ラディゲは視聴者から見ても最後まで憎たらしいボス、ではないでしょうか。
幹部それぞれの戦闘力が高い軍団ですが、基本的に仲は悪く、
更にマリアとの関係も加わって、味方も敵もかなり複雑な関係がくりひろげられます。
あまり書くとネタバレになってしまうので、ぜひ機会がありましたら東映チャンネルやDVDなどで通してみてください。
極悪ボスですが、1回だけちょっぴり情けない姿を見せてしまうシーンがどこかにあります(笑)
味方もですが、敵の関係などを見ながら視聴するのもまた楽しいですよ!
それではまた!