【南米の大型毒カエル】オオヒキガエル【リアル生物イラスト】

本日のイラストは、
オオヒキガエル/学名:Rhinella marina です。

分類は両生綱無尾目ヒキガエル科ナンベイヒキガエル属

大人のコブシほどの大きさがあり、ヒキガエルの中では特に強い毒を持ち、目に入ると失明などを起こす。

全体的にブツブツした表皮をもち、ずんぐりとした体が特徴的。
その体系のとおり動きは鈍重で、かんたんに捕まえらえる。

捕まえたり危機を感じるとフグのように体を膨らませて威嚇。

くすんだ茶色のような体は落ち葉や泥水の中でカモフラージュするためだろうか。
黒いブチが濃くでたり個体差がそれなりにある。

中南米原産のカエルではあるが小笠原諸島、大東諸島、石垣島で繁殖しており問題になっている。

有毒性でほぼ天敵がいないのに加え、他のカエルと違って塩水にも耐性があるため海岸近くまで行動範囲が広いという厄介者。
その特性からか別名マリントードとも。

・・・

尚、今回のイラストと記事をアップするにあたりいろいろ調べていると、
オオヒキガエルを食べてみた、というブログを発見しました。

カエルと言えば食用にもなる種類はいますが、
オオヒキガエルはかなり苦い(全身に毒が含まれてると思われる)そうなので丸々と太ってても絶対に食べない方が良さそうです。

引用元リンク:https://dailyportalz.jp/kiji/180106201681

無敵の毒ガエル「オオヒキガエル」を食べたらえらい目にあった
石垣島で繁殖する中南米原産のオオヒキガエル。大食漢な上に有毒なので元から島にいる蛇や鳥に食われることがないため問題になっている。人間が食べてみるのはどうだろう。 (平坂 寛)

こんにちわ。今回は前回に引き続き猛毒生物のイラストをアップいたしました。

最近いろんなお仕事を頂いていますが今回の猛毒生物のイラストを担当するにあたり、本当にたくさんの毒を持つ生物・植物がいるのだと、むしろ関心してしまいます。

こうしてみると自然界というのはホントにたくましいもので、
人間って牙も爪もなければ毒もないので、丸腰だと何もないのが悲しくなりますね^^;

それではまた!