今回の都市伝説イラストは、ヴァッサーガイスター(Wassergeister)。
単体を指す時はヴァッサーガイスト(Wassergeist)とも呼ばれます。

ヴァッサーガイストの特徴
ヴァッサーガイストはドイツの伝承に登場する水の精霊、魔物、妖怪のような存在。
エレメンタルな感じもしますが、
男女の区別があり、家族を作ったりして、
水中の奥底に、彼らの独自の文明や社会を築いているとも言われています。
こうした社会性や、伝承でよく家族を求めていることから、
複数形でヴァッサーガイスターと呼ばれることもあるようですね。
水辺や川に主に現れるということから、
半人半魚、人魚のような姿で描かれることがあります。
肌は緑色で、
目はするどいか、または魚のような目をしていて、手には水かきがあります。
男性・女性ともにイケメン・美女、で描かれることが多いようです。
(魚類や両生類のような顔、とする説もあります)
人間に対しては
「誘惑して水の中に引き込む」
「人間の子供をさらって、代わりに自分の子供を置いていく」
など、
行方不明を連想させる行動をとることが多いようです。
ヴァッサーガイストの伝承
水の精霊、ヴァッサーガイストは男女の区別がありますが、
男性と女性では少し行動が異なっています。
男性のヴァッサーガイストは人間の女性と結婚を望んでいて、
若い娘などを魅了したり、時には強引に水の中へ引き込むと言われています。
ただ子供ができたり、家族ができた後は、陸上に返してもらえるとも言われています。
女性のヴァッサーガイストはとても美しい顔立ち、そして美しい声をしているようです。
そして、同じく人間の男性を歌声で誘惑して水の中へ引き込みます。
ただし、この女性型の精霊ヴァッサーガイストに引き込まれた場合、
例え子供を授かったりした後でも、
7日後に引き込まれた人間の屍が、手に花を持った姿で水面に浮かぶという…。
どちらも怖いのですが、女性版はかなり怖い存在です。
水の精霊ウンディーネや、セイレーンと共通する要素もあるヴァッサーガイストですが、
どれも出会いたくはないですね!
精霊というより、ドイツのモンスター、というイメージもありますが、
今回は「図解大事典 世界の都市伝説」の中で紹介イラストを描かせていただきました!
それではまた!
