【誇りたかき獣人】ウェアウルフ/狼男【世界のモンスターイラスト】

モンスター・クリーチャー

今回のモンスターイラストは、
RPGのモンスターでもおなじみ、ウェアウルフ/狼男です。

今回2012年に描いた狼男のイラストを引っ張りだしてきました^^;

ウェアウルフ、ワーウルフ、ライカンスロープ、リカント、ルー・ガルー、ウルフマン、そして日本の、狼男、実に幅広い名称が使われています。
固有名詞ですと、リュカオーン等。

近年のファンタジー作品では超メジャーなウェアウルフ/狼男ですが、
いろいろ姿や容姿、発祥に違いがあるようです。

・人語を話す狼
 いわゆる姿はそのまま狼。ウェアウルフの起源らしい。

・普段は人だが、狼に獣化できる種族
 ヨーロッパでよくいるタイプで、割とメジャー。満月見て変身するタイプでしょうか。

・頭など一部が狼で、他が人間の体という種族。獣人。
 近年ではよく見る姿ですが、古い文献にこの姿はほとんどないそうで、
 割と最近生み出されたモンスターなのかもしれません。

・魔女によって狼に替えられた人、もしくは魔女自身が狼に変身。
 ただの人間から、第三者の力によって狼、または狼男に変えられてしまったパターン。
 また魔女は部下に狼を従えてることがあり、自身も魔法で変身してもおかしくはなさそう。

・逆に、狼だったのに人間にさせられてしまう狼男。
 こちらも魔女の魔法などによって姿を変えられてしまうパターン。
 見た目はまんま人間の姿なのに狼男、というのも不思議です。

・人肉を好む、または人間を食べてしまった狼を指す言葉。
 なんだか恐ろしいですが、日本でも狼に襲われることはあったようで、
 人間を襲った狼が、狼男になる、と考えられていたようです。

 日本にも、ニホンオオカミは山道を歩く人間の後ろをついてくる、という習性があったそうで、
それが妖怪化もされていたりします。 

独断と偏見で見るモンスターデータ

自作ゲームを作ってる方には多数の呼び名があることは、非常に便利ではありますが、
国ごとの呼び名の違い、というのもあるので、作品の世界観に合わせるようにしたい所ですね。

人気RPGゲーム、ドラゴンクエストでも、リカント系、さんぞくオオカミ系など、狼頭のザコモンスターが登場しています。

味方なら、伝説のオウガバトルでライカンスロープ系があったように思います。

ステータスも比較的高めで、中盤から配置される事が多いようです。