エレンスゲ
スペイン地方に伝わるドラゴン。
エレンスゲとは、個体の名前ではなく「ドラゴン」という意味です。
蛇のような体に翼、7つの頭を持ち、人間と会話ができるぐらいの知能を持つ。
洞窟に住み、人間に対して家畜を襲わない代わりに、生贄をささげるよう命じていた、
非常に狂暴なドラゴンである。
だが、なぜか弱点は「黄身がない生卵」。
いわゆる卵の白身で、それを額に投げつけられると死んでしまうという。
か弱い女の子から卵をぶつけられて倒されてしまったという伝承があるぐらい、非常にギャップが激しいドラゴンである。
ただし、一体その卵が何の卵だったのかは分かっていない。
一般市民の方々は、いざドラゴンを見かけても、卵を投げつけるために近寄るのは止めておこう。