ツマアカスズメバチのイラストです。

ツマアカスズメバチは、2012~2013年頃から、福岡県や長崎県で確認された外来種のスズメバチ。
体の色は、全体的に赤茶~こげ茶っぽい感じで、足が黄色い。
イラストだと頭部を明るめに描いてますが、
実際の個体は、頭部から体全体まで、ややくすんだ茶色っぽい部分が多めのようです。
もともとはインドネシアに生息している種類で、非常に繁殖力・適応力が高い。
現在では、中国南部、台湾、マレーシア、韓国などに広がり、
特に韓国ではすでにハチ類の生態系に影響が出ていると言われています。
2024年現在でも、長崎県の対馬で確認されており、
対馬には二ホンミツバチしかいないため、侵食が心配されています。
※福岡県は、2024年に2年間、見かけなかったとして調査終了。
人体にも危険なスズメバチですが、生態系にも危険な生物と言えます。
こちらのイラストは、
「図解大事典 超危険生物」にて描かせていただきました。