オーディン達、神々が最も恐れ、回避しようとしたのがこのラグナロク。
神々の黄昏とも、神々の運命とも。
ラグナロクが始まる前触れとして、風の冬、剣の冬、狼の冬という厳しい冬・フィンブルヴェトが襲来。
太陽ソールと月マーニもフェンリルの子供に飲み込まれ、天の星は次々に空から落ちていきます。
ヘイムダルのギャラルホルンの音で始まったこの神々の戦いにより、
オーディンたちが率いる神やエインヘリャルたちも、ロキが率いる巨人たちも全て滅びてしまいます。
巨人スルトの持つ炎の剣レーヴァティンにより、ユグドラシルも燃え、海に沈んでいってしまうのです。
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余談ですが、ラグナロクといえば、ファイナルファンタジーシリーズの架空の剣として有名ですね(一部例外あり)
架空の武器として、ファイナルファンタジーが初めて、ラグナロクを武器の名前に用いたようですが、なぜ武器の名前の由来になったのかはわかりません。
これは筆者の想像ですが、ラグナロクには神々の運命という意味もあり、
神の運命さえも決めるほどの威力を持つ武器、という意味合いを重ねた感じでしょうか。
最強武器の印象がとても強いのですが、残念ながらエクスカリバーやライトブリンガーなどのライバル武器もあって、最強の座に輝いた回数は意外と少なくとどまっています。