絵に限らず、誰でも、上手くなりたい、と思うものです。
しかしどんな職業や趣味にあれ、やはり「壁」というのは存在します。
先日ツイッターで見かけたのが、
絵を描く上で「最初の下手さが許せなくて、辞めてしまう」問題への課題。
そちらのツイートのまとめはこちら→ https://togetter.com/li/1456320
ぶっちゃけ、辞めるということはその時点で「適正がない」とも言えますが、それで終わるのもどうかと思ったので…。
その時にツイートした私の内容。
「絵が上手い」ことに目標を持つ人は、自分の下手さが許せない人・現状に満足しない人で、こういう人たちは目標をずらさないと、クリアできないと思う。
— 七海ルシア@ドラゴンイラスト集 2020年発売…? (@lusia777tkst) January 16, 2020
何枚描けたとか、時間が早くなったとか目標をずらす。
そもそも「絵の上手さ」に基本「ゴールは無い」ので、いつまで経ってもクリア不可能です
これは絵描きに限らず、職業・趣味、どの分野もそうだと思うのですが、
どの職業でも「上を目指す」ということは「天井がない」のも同然で、
「無いゴールを目指して突き進むようなもの」だと思います。
例えば、ある人がイラスト・絵を上達させたいと思うならば、その絵描きの界隈に飛び込んでいく事になるんですが、
飛び込めば飛び込むほど、それだけ「上手い人の絵が山ほど目に入る」ようになるんですね。
だからメンタルもくじかれやすいのかなと感じます。
かといって、何も見ずに描くと上達が遅くなるので、目標を設定する時には、
「上手さ」や「上達」ではなく、別の方向へ目を向けましょう。
なんか「クリア不可能」だと「無理ゲー」みたいに見えちゃいますが…
— 七海ルシア@ドラゴンイラスト集 2020年発売…? (@lusia777tkst) January 16, 2020
「ゴールが無い」ということは、
「自分で好きな所にゴールを設定できる」と思うんです。
Pixivに1000枚投稿するとか。年内にイラスト集1冊だすとか、行動の結果が数字として積み重なる部分、に目標を置くといいと思います。
ちなみに私も、pixivへの投稿枚数1000枚を目指しています。
そして、ここで公開しているメイキング動画は「早さ」を重視しています。
絵を描く早さが上がると、完成できる枚数が増えるので、「自分自身がやってきた行動の積み重ね」が見えますよね。
ここで注意が必要なのが、
「フォロワー数やイイネの数を参考にしない」ことです。
これは他人の行動によるもので、自分の意志ではどうにもならないものです。
それにもしも、ツイッターが突然終了したとしたら、いくらそこでイイネを稼いでいても一緒に消えてしまいます。
でも「自分が積み重ねたこと」はこの先、ツイッターやPixivが消滅しようとも、残ります。
これは絵以外の職業でも同じですね。
工芸品を扱う人は自分の商品を沢山作るし、ミュージシャンや作歌の方は音楽を沢山作るわけです。
売れてる歌手の方でも、アルバムを見ると、実は有名な曲は10曲のうち1,2つしかなかったりします。
もしもスランプに陥っている方など「目標が無いゴールを目指してる」と気づいたのなら、改めて自分のやり方を見返したり、目標を再設定することをオススメします。
時には初心に返るのも大切ですよ。