確実に金持ちになる「引き寄せの法則」読んでみたレビュー

フリーランスの生き方

ウォレス・ワトルズさん著者の本です。なんとこの本は1910年に生み出されたものらしいです。

なぜこの本は100年以上も愛用されているのか。

分かりやすく日本語で翻訳されている本書を読んだレビューと&思った事を描きたいと思います。

最近暗いニュースが続いているので、メンタルにきている方も多いかもしれません。

そういう皆さんにはこういう本が目に留まりやすくなるではないでしょうか?

数年前に読んでみたので簡単に解説とレビューを書いてみたいと思います。

そもそもどんな本?

いわゆる自己啓発系の本書。

まずタイトルを見ると、誰もが、

「ウソウソ。こんな本を読むだけで金持ちになれるなら、みんな大金持ちだよ」と思うのではないでしょうか。

そんな方に本書の一文を引用します。

 日々「効率のいい行動」をしていれば、自然と金持ちになる

いや、そりゃそうでしょ、って感じもしますね。

やりたいけど、できない、だから悩んでる人が多いのではないでしょうか。

この本は、そうした行動を起こすことに対して、脳が疲れてる方にも優しく、わかりやすく書かれています。

それらを「金持ちだけが知っている秘密」として紹介されています。

この本を読んで思ったことは「金持ちの秘密」という大袈裟なものではなく、

「金持ちや世の成功者が、いつもの生活の中で自然にこなしていること」だと感じました。

この本の中には、

「高級な車が欲しいと思ったら、車が欲しいと強くイメージしてください」

という一見、胡散臭いことも書いてあります。

「イメージするだけで手に入ったら苦労しないよ!」

と思わずツッコミたくなりますね。

ですが自分は、ウソは書いてない、と捕らえました。

実際に脳科学でも、

悪いイメージを意識し続けていると本当にそういう行動を取ってしまう、と言われています。

だからスポーツ選手は、成功のイメージトレーニングをひたすら繰り返すといいます。

情報過多の社会の中で、余計な雑念や、ネガティブな感情に振り回されず、欲しいものや自己の目標に意識を集中する

これこそが本書が伝えたいのでは、と私は捕らえました。

悪い想像をする前に、欲しいものをイメージして、意識をそっちに向けること。

特に今の現代人に必要なのではないでしょうか。

どんな人にオススメ?

現代人は大量の情報の中で、頭の中がごちゃごちゃになったり、上手く整理できなくて、パニックになりがちです。

そんな時こそ、自分の欲しいものや、未来の目標に意識を持ち続けることは大事です。

この本はそうした意識の持ち方や思想を持つための手引書、という感じです。

もちろん行動を起こさないと何も変わりません。

本書にはちゃんと、最初の行動手順が書いてあります。

「引き寄せをイメージしよう」とスピリチュアルなことを言いながらも、

この本の本質は「今すぐスピーディに効率よく行動せよ」というものです。

個人的な感想ですが、

この本は何かを新しく始めた時に読んだ方がいいかもしれません。

趣味や副業など、新しい何かを始めたい時、モチベーションが上がり始めた時がおススメだと思います。

この記事を書いてる今、仕事の在り方が少しずつ変わり始めています。

仕事がテレワークになることで通勤時間がなくなり、少し生活に余裕が出てきた人もいるかもしれません。

仕事が減ってしまい、副業を考えてる人も増えてるといいます。

知識を深めたり、新しいことにチャレンジしようとする人もこれから増えるでしょう。

そうした時に、何か自分がやりたいことを始めてみる、もしくは小さな目標を立ててから(ここが重要)、この本をお供にするのがいいのではないでしょうか?

勉強するドラゴンのイラスト

この本の注意点

極端にストレスが溜まっている時、疲れすぎている時に、自己啓発の本を読むと、

大きな目標や大きな夢のイメージするだけで満足して終わってしまう可能性があります。

そしてこの、イメージだけで満足して終わってしまうのはとても危険だと言われています。

何も行動せずに結果が出てないわけですから当たり前ですよね。

何もやってない自分に気が付いた時、その満足感が罪悪感になってしまい自分を苦しめてしまいます。

人間は計画を立てるのは得意ですが、先の未来を鮮明に想像するのは苦手だと言われています。

「今は新しいことを始めるのはしんどいな・・・」というメンタルが疲労状態の方は、注意しましょう。

世の中の成功者は、行動を効率的にし、雑念に捕らわれず、考えをいつも集中しています。

私たちは一般市民はそれを目指して、どういう意識をもって行動を起こすべきか。

「確実に金持ちになる引き寄せの法則」はそれを分かりやすく説明していると思います。

誘惑も多いこの社会の中で、頭があれこれ忙しくなりがちな人は読んでみるといいかもしれません。

当たり前ですがこの本には、今おススメの副業、とかは書いていません(苦笑)。その辺はご注意ください。

副業で英会話やプログラミングを始める方が増えているといいますし、

新しいスキルを身に着ける良いキッカケかもしれませんね。

他の偉人などの考え方などを知りたいなら、デール・カーネギー氏の本がおススメです。

自己啓発本ならカーネギーの本で十分、と言われいるぐらいに集約されています。