白澤/白沢は、獅子に似た姿に牛の角、頭に3つ、胴体に6つの目玉を持つという、中国の伝承に伝わる妖怪です。
東洋のモンスター、妖怪として紹介しますが、どちらかというと麒麟や鳳凰に近く「聖獣」に近いのではいかと思われます。
やがて白澤の話は日本に伝わり、江戸時代には枕元に絵を置いて病魔避けにしたとか(Wikiより)。
それにしても9つの目を持つとは、不気味な妖怪ですよね。枕元に置いたら夢に出てきそうであります(笑)。
このイラストはお仕事で「タトゥー本」のイラストカット用に描かせていただきました。
伝承のイラストだと、体は牛に人面を模したものが多いため、そちらに近いイメージとしました。
白澤は「人語を理解する」ということから、なんとなく人間の顔がイメージされたのかもしれません。
妖怪アマビエさんと一緒に、コロナウイルスを撃退してほしいですね…!!
※ちなみに、白澤は良い政治家がいる時にしか出てこないという話もあります。^^;