バハムト/バハムート
今回は中東の伝承に登場する、バハムートのイラストです。
■伝承のバハムートとは
地面、大地を支えているという超巨大な魚、またはクジラのモンスター。
頭が牛に似ている、蛇のように体が長い説もあります。
伝承の怪物としては、とにかくとてつもなく巨大とされており、地球上の海洋をすべて集めてもバハムートの鼻の穴の大きさにもならないとか。
このバハムートの上にオス牛が立ち、さらにその上に天使が立って、人々が住む大地を支えていると伝えられてきました。
■ゲームでドラゴンになった伝説の怪物
バハムートといえば有名なのが、
ダンジョンズ&ドラゴンズに登場するドラゴン、
そして、ファイナルファンタジーシリーズに登場する召喚獣です。
FFシリーズでは、巨大なドラゴンのような姿で登場し、メガフレアで敵を一層。
召喚獣でも最強、または最上位クラスに位置しており、
ドラゴンをベースにしたバハムートの亜種もいくつか派生しています。
この最強の召喚獣は非常にインパクトがあり、
現代では、バハムートといえば巨大なドラゴン、というイメージが強い方も多いかもしれませんね。
伝承のバハムートは最大クラスの怪魚ではありますが、これといった攻撃技などの設定はないようです。
が、ゲーム作品のおかげで、最強クラスの破壊力、攻撃力を持つ怪物となりました。
確かに地上を支えてるぐらいなので、特に攻撃技がなくとも、バハムートがほんの少し機嫌を損ねるだけで大地はとんでもないことになるでしょう。
そうしたチカラをわかりやすく具現化したのが、ドラゴンとしてのバハムートかもしれないですね。
もしただの大きい魚だったら、今作ほどの印象は残らなかったかもしれません。
それではまた!