妖怪、おんもらき/陰摩羅鬼 のイラスト。

日本の妖怪伝説 大事典にて描かせていただきました。
妖怪おんもらき/陰摩羅鬼とは
おんもらきは、不気味な鳥のような姿をした妖怪。
その姿はサギやツルに似る場合もあれば、鳥の体に人の顔・頭部のような姿の場合もあり。
体は暗い色で、目は行灯のように光り、甲高い鳴き声を上げるのが特徴。
元は中国に伝わる妖怪で、
新しい死体(またはその死体から発せられる気)がこの妖怪になるという説があり、
おんもらきの正体は死者、または死者の魂、とされています。
日本に伝わってきたものも、ほぼ同じような姿、特徴で、
お経をあげている僧侶のちかくに現れやすいという習性も同じです。
妖怪おんもらきの正体と攻撃性
先述のとおり、おんもらきの正体は、
亡くなったばかりの死者、またはその魂、と言われています。
伝承では、寝ている人を甲高い声で起こす、
という以外には特に人に害することもなく、
僧侶のそばに出現しやすいことから、成仏できない魂がこのおんもらきになって、現れているのではと思われます。
・直近で亡くなった死体が近くにある
・念仏を唱えられる僧侶がいる
という条件のため、現代や都会では出会う可能性はかなり低い妖怪といえるでしょう。
とはいえもしも近くに現れた場合、
もし僧侶がいなかった場合(念仏を唱えることができる人がいない場合)、
はどうなるのかはよくわかっていません。
万が一身近に現れても、相手にせず、去っていくのを静かに待った方がいいかもしれませんね。
亡くなってしまったばかりの魂となれば、何かしら未練がある可能性もあります。
触らぬ仏にたたりなし、
というぐらいですから、干渉は避けた方がいいでしょう。
それではまた!
