山童/やまわろ/やまわろわ/かりこぼ/
山童は日本各地に登場する妖怪で、地域により様々な名称があります。
■山童とは?どんな妖怪?
主に西日本、九州に出現したと言われます。
地域によって呼び名の違いはありますが、基本的に若い人間から子供ぐらいの大きさの妖怪。
赤い髪をしていて耳は長く、一つ目という説があります。
人間には好意的で、山仕事をしている人を手伝ってくれることも。
逆にいたずらをしてきたり、民家にこっそり入ってくることもあるそう。
所説ありますが、河童が山に住みだしたものが山童になったともいわれています。
■山童に似ている妖怪
河童…水辺に住む妖怪。人間を川に引きずり込むことがある
カシャンボ…河童から変化した妖怪の1つ。子供のような見た目で頭に皿がある。
一つ目小僧…名前のとおり、顔の中心に目を一つだけ持つ、子供の妖怪。
座敷童し…子供の姿をした妖怪。住む家には裕福になるという。
子供の姿をした妖怪も結構多いですね!
これは昔の日本では、10歳までに亡くなる子供も多かったからでは、と思ってしまいます。
七五三のお祝いは、まさに子供が元気に成長してくれたことを祝福するのが由来でもありますね。
それではまた!