油すまし。熊本県に伝わる妖怪の1体です。
熊本県の妖怪といってもm、天草市と下浦村とを結ぶ草隅越という峠道という、かなりピンポイントな妖怪です。

■油すましの本当の姿とは?
伝承では、油瓶を下げた妖怪、というだけではっきりしとした姿は残っていないようです。
なので二足歩行かどうかも実際はわかっていません…。
水木しげる氏がデザインされた油すましの印象が世間でも大きいと思うので、
人型で、髪がなく、蓑をかぶった妖怪、の特徴を参考にさせていただきました。
アレンジにあたり、襲われたり、危害があった妖怪ではなさそうなので、キバやツノといった要素はできるだけ無くしました。
もしかしたら全く違う姿をしているかもしれません。
名前は知ってる人が多いかもしれませんが、かなり謎の妖怪みたいですね。
現れた、というので見た人がいるのは確実なのでしょう。
それでも凶暴性はなく、ただ山に住んでるだけの妖怪、みたいな感じでしょうか。
一説では、油を盗んだ罪人の亡霊、という話もありますので無害そうだからといって油断はできないかもしれませんね。
それではまた!