今回はモンスターではなく、植物のイラストを紹介いたします。
有毒植物のヤマトリカブトです。
植物界に存在する毒としては最強と言われて、根の部分にもっとも強い毒があるようです。
このモンスターサイトで紹介しても、なんらおかしくはない植物といえるでしょう。
古い時代、アメリカやアイヌの民族はこのトリカブトの根の毒を矢に塗り、
毒矢として用い、熊やクジラを狩っていたとか。
聞いただけでも恐ろしいですね。
トリカブトは日本に30種類ほどあるようで、どれも鳥のトサカのような独特の花が咲きます。
ですが地域や種類によって花の色や、葉っぱの形が微妙に異なり、
この葉に似た植物もあるので、間違って採らないように気を付ける必要があります。
※特にニリンソウ、ヨモギ、モミジガサ等と間違えて採取、食さないよう気を付けましょう。
こちらのサイトはあくまでイラスト紹介サイトですので、
具体的な見分け方などは詳しいサイトや本を購入されることをオススメいたします。
トリカブトはファンタジー界、ギリシャ神話では、
冥府の番犬ケルベロスのよだれから生まれてきた植物だと言われています。
伝承からも恐ろしい感じがしますね。
ちなみに、紫の発色が綺麗なもの、花が密集している種類もあり、
こちらは観賞用として用いられることもあるようです。
見かけても触らないようにしたいものです。
それではまた!