ミントゥチ(mintuci)/ミントゥチカムイ(mintuci kamuy) のイラスト。
ミンツチと書かれることも。

ミントゥチとは
アイヌに伝わる水の精霊(コシンプク、コシンプ)の一種。
(※アイヌとは北海道の日本列島の北部に移り住んだ先住民。狩猟採集を主として独自の文化を持つ。)
日本本土でいう、河童に近い存在と言われています。
水の精霊と言われてますが、現地で「山側の人」と言われているから、
山の精霊・山の神の一種とされることも。
ミントゥチの名前はさまざまな説があり、
1つは、本土に伝わる妖怪「蛟(ミヅチ)」がなまった説が強いようです。
地方にミムトゥチ、ミントチなど呼び名の発声も変わります。
ミントゥチは、河童と共通する要素があり、
川に人間や牛、馬をひきこむ、
人間にとりついてそそのかす、
片腕をひっぱると、もう片腕が短くなったり引っこ抜けてしまう、
等々、
よく似た特徴があります。
言い伝えでは、海川での豊漁・山の豊作を招くという良い精霊で語られる反面、
大量の犠牲者を出す(代償を伴う)、おそろしい一面もあるようです。
ミントゥチの特徴
出現地域は北海道・石狩川など。
見た目は人間の子供ぐらいだが、3歳~13歳ぐらいと幅は広い。
河童と違って皿はないが、頭頂部はツルツルで描かれることが多い。
髪があっても、頭部の横から生える程度。
皮膚はウミガメのようで、紫色~赤色。
足は水鳥に似る。
鎌に似るという例もあるが、その場合、ウミガメに近い足なのかもしれない。
河童より邪悪な存在と言われることもあり、人間を食べるとされる。
逆に、ピリカ・ミントゥチという「善良な人魚」と扱う説もある。
ただし豊漁も招く代わりに、多くの犠牲者を出るという。
一説では、捨てられた人形や、
疫病の身代わりとして作られた草人形に精霊がやどってミントゥチになるとも。
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ミントゥチはいわゆる、北海道の河童(にあたる妖怪)であり、
多くの共通の特徴を持ちます。
ですが地域によっては、河童よりも、神格化されているような話もあります。
山の中で出会っても、刺激しないように立ち去りたいものですが、
子供の姿で目の前に現れた日には、ちょっと対応に困るかもしれません。
今回、モノクロで描いてたものですが、
ブログを書くにあたり、赤色の皮膚で着色してみました。
