ダイオウイカ【深海生物のイラスト】

動物・昆虫・海洋生物など

ダイオウイカのイラストをご依頼で描かせていただきました。

海の生き物、深海生物のダイオウイカのイラスト

大王烏賊, Architeuthis dux

ヨーロッパでは最大18mの記録を持つ巨大イカ。

ダイオウイカは他のイカと大きさの違いの他に、生きている時から体全体に赤みを帯びているのが特徴。

マッコウクジラが天敵。マッコウクジラから見ればかなりの好物らしい。

マッコウクジラ側にも、ダイオウイカが抵抗したと思われる傷がついてることも有り、
壮絶な海中バトルが繰り広げられていると想像される。
(実際は1vs1ではなく、複数のマッコウクジラが集まることにより、大体はイカの方が捕食されてしまうようです)

ダイオウイカの吸盤はキチン層で出来ていて固く、それでいて小さな無数の歯がついている。

足をエサにまきつけて吸盤を食い込ませることにより、捕獲率をあげることに使われていそうです。

マッコウクジラの表皮には、最大で直径15cmの吸盤の跡がついてることもあったという。

陸上の動物は巨大化してもあまり目は大きくなりませんが、
ダイオウイカは体に合わせて大きな目を持っていて、
体長8mほどのダイオウイカで、眼球の大きさはバスケットボールほどの大きさがあるんだとか(※1)

深海の生き物は、目を大きくさせるか、退化させてほぼ使わなくなるか、の二極化ですが、
このダイオウイカは大きくさせる方向に進化したようです。

ただ調査結果では、あまり視力はよくなく、遠視であるという説があります。
また集光能力もそれなりにあるようです。

これは遠くにいる天敵のマッコウクジラをいち早く見つけるためではないか、というのが有力になっています。
(マッコウクジラが移動する時、周りのプランクトンや微光生物がおしのけられて、かすかな光が生じる…らしい)

近年、日本の海岸でも発見されることがあるダイオウイカですが、
多くは弱っていて、保護しようとしてもすぐに死んでしまうようです。

その巨体から、何人前のお寿司がつくれるのか、と想像してしまいがちですが、
身はアンモニア臭く、あまり食べれたものではないらしい。

焼いたら何とか食べれるそうですが、なんともクレイジーであります。

ダイオウイカの特徴まとめ 

名前:ダイオウイカ/大王烏賊/Architeuthis dux

全長:8~14m(過去の記録で18m以上もいると推測されている)
体の色:赤い(死ぬと白っぽくなる)
生息地域:北米やヨーロッパ、アフリカ、南半球など広く分布
生息水域:水深400~900m
天敵:マッコウクジラ
味:まずい
備考:ゲームの敵キャラなどモチーフになることも多い

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ダイオウイカは実在の生物ですが、
ファンタジー作品やゲームの敵キャラクターとしても採用率が高いモチーフの1匹です。

もちろん海が舞台になると、イカ・タコ・ヒトデあたりは鉄板なわけですが、
ただ体が大きいというだけで、中堅クラスの立ち位置を確保しています。

メジャーどころだとドラゴンクエスト3

船を入手したばかりの勇者に襲い掛かる敵モンスターの1種ですが、攻撃力・体力共に高く、
上位種(色違い)のテンタクルス(青いイカ)になると2回攻撃を繰り出してきます。

更に上位のクラーゴン(オレンジ色)になると3回攻撃という、
ドラクエのザコキャラの中でもトップクラスのやばさを誇るモンスターになっています。

クラーゴンの由来はクラーケン、かと思われますが、
クラーケンもその正体はダイオウイカではないかという説もあり、一致するのも納得です。

スーパーマリオシリーズにもイカのモンスターに「ゲッソー」というのがいますが、
主にマリオRPGシリーズの方に、巨大化したゲッソーがよく出演しているようです。

こちらも大体ボスクラスのモンスターとなっており、威圧感を放っていることが多いようです。

※1→参考リンク:巨大イカ、目玉は極度の遠視/ナショナルジオグラフィック