タイパン(ニューギニアタイパン)のイラストです。
ナイリクタイパン、イースタンブラウンスネークについで、世界で3番目に強い毒を持つと言われています。
全長は2mを超え、長い個体だと、3mを超える。
コブラ科ではキングコブラ、ブラックマンバについで、かなり体が長め。
体色は暗色系で黒~灰~茶が微妙に混ざる。
動きは俊敏。
コブラの仲間のうちでは、やや慎重な性格をしているようで、最初は積極的に噛んでくることないらしい。
が、追い詰めるととっさに反撃体制を取り、一気に狂暴性が増す。
毒は神経毒。未治療の場合の致死率は100%に近いとされる
なお、過去に群馬県太田市にある「ジャパンスネークセンター」にて飼育展示されており、一般観察も可能でした。今はいないようです。残念。
こちらのイメージイラストは、
「図解大事典 猛毒生物」にて描かせていただきました。
実在の個体は、黒~茶の細かなグラデーションがかかったウロコをしていて、非常に繊細な姿をしてるのですが、個体差もあり、ざっくりと描く形で描かせていただきました。
(とはいえ、ウロコの流れをいったん手で描いてそれをコピーして…とこれでもなかなか大変でした苦笑)