RTA in Japan Winter 2022 視聴した感想とピックアップ・ゲームRTAイベント その2

ゲームの話

RTA in Japan Winter 2022を視聴した感想と、
登場したゲームの中から、いくつか気になったゲームをピックアップ。

全て取り上げたいのですが、文字量がとんでもないことになるので、
かなり独断と偏見でチョイスしています!

その1はこちら。

どのゲームも最速タイムを狙うため、とんでもないバグやネタバレにはご用心ください

イベントを盛り上げるためにもみんなで応援しよう!

スケジュール 公式サイト/採用ゲーム一覧

まとめ2 まとめ3

2022年12月29日(木曜日)

不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!

最難関の裏白蛇、99F踏破タイムアタック。

まず一般人に4時間は不可能と言われるRTAに、極めし4人の走者が挑戦。

今回は「店主焼き」というなんとも物騒なバグを使用可能。

いったい何匹の店主が焼かれてしまうのでしょうか。
ソフトロックの危険性もある怖いバグをどう使っていくか見どころです。

レジェンドクラスの走者でも余裕で失敗もありうる今回の裏白蛇ダンジョン。

1人でもクリアできれば御の字だが、何人到達できるのか、
最後の最後まで歴戦プレイヤーのズバ抜けた判断力が光る!

不思議のダンジョンシリーズやったことある方ならぜひ見てほしいRTA!

RIJ冬2022、風来のシレンの外伝アスカにて、店主焼きバグを早速利用していくシーンに、チャット欄も大盛り上がり。

鉄騎

鉄騎専用コントローラーでRTAに登場!
コックピットのような大型コントローラーをガシャガシャする姿はまさに男のロマン!?

ただ20年もののコントローラーに思わぬ本番の魔物が…!?

徒歩で200km以上の速度でつっぱしるマシンを操作するため、激しく画面が揺れます。画面酔いにご用心。

リアリティなゲーム画面もですが、巨大メカを操作しているようなワイプの走者さんにも注目です!

操縦トラブルを起こしながらも無事完走できるか!

視聴者「整備班、何やってんの!!」

▶ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドRETRO

モンスターを仲間にして配合し、更にモンスターを求めていくドラクエのスピンオフ作品。

状況再現を使えるものの、バトルのモンスターの行動はAIのため、
非常に運要素も大きく、事故りやすいRTAですが、
走者の爆運で切り抜けていきます!

でるかワールドレコード!?

ポコニャン!へんぽこりんアドベンチャー 予定タイム:10分

あのドラえもんでおなじみ、藤子・F・不二雄先生が手掛けたゲームが登場。

かわいい見た目ながらスピード感のあるRTAで、
規定アイテムの数を最短で取得し、ポコニャンを喜ばせるヒマもなく速攻クリアしていきます。

なんと現在の市場価格は20万超え!?
SFCソフトの超レアゲーと化している本作、中古を買う時はニセモノにご用心!だそうです。

ノットトレジャーハンター 予定タイム:40分

走者:バカンダさん 話し相手:核さん

池田秀一さんをはじめ、豪華声優陣が揃った本格的(?)謎解き3Dアクションゲーム!
最大の敵はローディング時間!?

イケメンボイスが響き渡る謎ストーリーに謎すぎる登場人物。

主人公の英国紳士は、全速力のダバダバ走りで秘宝を目指す!
対峙してくるボスには、当たり判定がでかすぎる英国紳士キックでどんな敵もノックアウト!

見た目もセリフも動きも攻撃範囲も個性豊かすぎて、
「私も仲間に入れてくださーい」「ダバダバ走り」など今回もミーム続出!

視聴者「ムダに声優が豪華w」「声はいい」「ダバダバダバダバ…」

そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!

寿司を食べ続けないと死んでしまう主人公を操作し、次々と寿司をゲットせよ!

くそいサイト制作のキワモノゲームに挑戦する走者は何と3名!

このゲームを愛しすぎて上り詰めてしまった方々が、レース形式で最速タイムクリアを目指します!

フィールド上に点在している巨大お寿司を取っていかないと死んでしまう、
というシンプルなゲーム性ながら、最短ルートをいかに正確に早く通れるか!
はちゃめちゃストーリーも必見!※ネタバレ注意!

飢え死にする前に最初に完走するのは果たして!?

視聴者「食べたぜ!」「死んだぜ!」「GOCHISOUSAMA」

▶The Convenience Store | 夜勤事件

深夜のコンビニに勤めているバイトの女の子が、奇怪な事件に巻き込まれるというホラーゲーム。

だがRTAとなると、走者が一番のホラーに!?

お弁当で悪いことをしまくって、障害物を乗り越え、屋根を伝って移動し、本来は泊まれない職場で泊まり込み!

視聴者の皆さんはお弁当に乗るような真似はしないようお願いします。

視聴者「このアルバイト怖すぎる」「主人公が一番の怪異」「これは間違いなく事件」

▶Ato

インディーゲームより探索型2Dアクションゲームが登場。

メトロイドとセレステを足したようなアクションながら、和風テイストなデザインが目を引きます。

広いマップをスピーディに攻略していくのはもちろん、
ワイプの映る走者さんのコントローラー裁きに注目です。

▶COGEN:大鳥こはくと刻の剣

引き続きインディーゲーム&2Dアクション。

ロックマンと悪魔城を足したような感じで、こちらの雰囲気はサイバーチック。

基本、一撃死ですが時間を止めたり戻すことで攻略を有利にしていくゲーム。

RTAながらの空中ジャンプ&壁キックなどを駆使して、速攻でステージを攻略していきます。

なおBGMはヴァルキリープロファイルやテイルズでおなじみ、桜庭統さんが担当されてるそうなので、気になる人は要チェック!

2022年12月30日(金曜日)

▶Dead Rising

 走者さん:Ecdycisさん 解説:セリーナさん

▶ピクミン3デラックス 予定タイム:1時間30分 

 走者:iid01さん 解説:えぬわたさん TELさん

ピクミンRTA界、トップの走者さんが登場。
解説のピクミンさん達と共に、オールフルーツカテゴリを攻略していきます!

壁抜けなどのバグ技はもちろん、忙しすぎる進行に咄嗟のリカバリ、
一体どんな脳の使い方をしてるのか、気になるRTA!

タイムはピクミンの命より重い!
たびたび犠牲になっていくピクミンたちに黙とうをささげながら見ていきましょう!

▶カドゥケウス NEW BLOOD 予定タイム:1時間50分

走者:おっさんさん 解説:ワイズさん

人間技をこえた恐るべき手際の良さで次々と患者を手術!
阿鼻叫喚の視聴者、心配する解説もなんのその、
仕上げは消毒もすっとばして、バッドテーピング!
目にもとまらぬwiiさばきで、どんどんストーリーを進めていく!

走者の正確なリモコン裁き&腕力のすごさはもちろん、
医療用語や小話もタメになるハイスピードオペRTA!

▶迷宮組曲 ミロンの大冒険

今回のファミコン枠。奪われた楽器を集めて、美しい曲をかなでよう。

探索の難易度がかなり高めのアクションゲームですが、
RTA走者はもちろん場所はわかってるので、最短ルートを通ってどんどん必要アイテムを集めてボスに挑みます。

走者さんと解説さんの茶番に震えながら、
少しずつ豪華になっていくBGMに耳を傾けてみるのもいいかもしれません!

▶Batman : The Video Game

走者:クソムシさん 解説:のりしげさん

ミロンの大冒険に続いて、NES(海外版ファミコン)から2Dアクションが登場。

ダークヒーロー、バットマンを操作していく硬派なゲーム。
RTA内容はかなりシビア。TAS技を再現したり、フレームを固定して確実に欲しい武器を出していく。

そんなクールなRTA内容とはうってかわって、走者さんと解説さんの、ゆるーいやりとりが癒しの時間!?

突然の解説代打と、ゆるゆる仲良しタイムもイベントならでは!

視聴者「RTA中とは思えない緩さ」「ゆるふわほっこり空気」

▶パズルボブル

今回はパズルゲーム枠も登場。

この日の為、弓矢の神様に祈願してきたという3人のパズルボブル星人がRTAに挑戦!

乱数次第ではクリアできないという、まさしくお祈り運ゲーを無事完走できるか?

人類を超えた星人たちの戦いが始まる!

▶だるま道場

だるま落としのように山を崩しながら、同じブロックを揃えて消していくパズルゲーム!

一見どうしたらいいか分からないパズルもすらすら解いていきます。

今回は選ばれし走者3人が世界1位をかけて挑みます。

レースも熱いが、ゲームに対する想いも熱い!

熱すぎる走者さんがメーカーさんに続編をお願いしたところ、
「何が目的なんですか?」と疑われてしまう小話も!?

▶ロックマン10 宇宙からの脅威!!

RIJでもおなじみカプコンの名作、ロックマン。

今回のロックマン10は、ファミコン時代を彷彿とさせるグラフィックに、
過去のロックマンシリーズの作曲家たちが勢ぞろいということで、BGMもすばらしい本作。

いじわるなステージも、特殊武器やラッシュを駆使してスピーディに抜けていきます!

RTA走者は手持無沙汰になるとついつい余裕をかましてしまいますが、遊びすぎにはご用心?

ボス紹介などの小ネタなども聞いてて楽しいRTA!

2022年12月31日(土曜日)

▶ファイナルファンタジーX 予定タイム:2時間

今回のRiJ、最長枠!
乱数調整やフレーム技などをフル活用してエンディングを目指します!

クリティカルやドロップアイテムを固定し、バハムート様の圧倒的なパワーで蹴散らしていくチャート!
ラストは感動ぶち壊しのあの技が決まる!?

1つでも崩れたらとんでもない事になるシビアなRTA。
果たして走者さんと解説者さんの脳は持つのでしょうか。

要所のイベントムービースキップができないので、初見さんはネタバレにご用心!
すでにプレイ&クリアしたことがある方には、あの感動の涙腺崩壊シーンをもう一度!

視聴者「朝から涙腺がきつい…」「目からポーションが…」

▶トランシルヴィ

サイボーグ娘が主人公の、メトロイド+洞窟物語のようなアクション探索&シューティングゲーム。

かわいらしいドットの見た目ながら、時にはわざと敵に当たったり、むにゅっと潰されたりして、デスルーラを駆使。的確にアイテムを回収していきます。

BGMも爽快で独特の世界観ながら、古き良きドットゲーの味わいもあるので、
気になった方はsteamやswitchでチェック!
※RTAを見る時はネタバレ注意!

▶MOTHER2 ギーグの逆襲

2020年にバグ無しグリッチで登場したMOTHER2が、今度はAny%何でも有りカテゴリで登場!

最短クリアを目指しながら全ての写真ポイントを回収していきます!

バグ技を駆使し、ところどころスキップしたりフラグを先取りしたりして、
ふだんのプレイでは見られない写真はもちろん、
インスタントな思い出と心霊写真が盛り沢山!?

古き良き思い出を破壊されないようにご用心!

マリオカート

マリオカート界から日本を代表する4人が登場。

今回は4人並走形式で、150ccクラスを重量級のクッパを選んで出走。

100ccでは見られないショトカも当たり前に使って駆け抜けていきます。

トップクラスの走者でも交通事故多発!?

アイテム運も絡む中、悲鳴が飛び交う大混戦に!
羽ジャンプの大技は出るか!最後まで目が離せない大激戦を刮目せよ!!

F-ZERO

SFCのローンチソフト、F-ZEROが続いて登場。

ブルーファルコンで全レース通し最短クリアを目指します。

マリオカートとは違ってシンプルでかつシビアなゲーム性。
貴重なショートカットポイントをしっかり攻めていきます。

走者さんのマルチタスクっぷりも驚かされるRTA。

なお新作のお願いが通じたのか、1年後にF-ZERO99がswitchに登場!
やっぱりお願いしてみるものだ!(?)

ひととおり視聴した感想その2

中盤からは、面白ゲーム、通称ユニークゲームゾーンとして、
「ノットトレジャーハンター」「そろそろ寿司を食わないと死ぬぜ」が登場。

最初の「バーガーバーガー」共に、

「ガーバーガーバー」
「躊躇しないでください!」
「私も仲間に入れてくださーい」
「〇〇ないと死ぬぜ!」「死んだぜ!」

などなど、
見事にその後のチャット欄にミームが入り乱れまくり。

もはやRIJ名物、ミーム氾濫が今年も起きてしまいました(笑)

ただミーム汚染はとまらず「だるま道場」で走者の愛が爆発。

ゲームの用語でもセリフでも何でもない、
「何が目的なんですか!?」というミームが今度は発生する事態に(笑)

走者の愛が、その後のゲームにも引き継がれていきました!(?)

今年のユニークゾーンは控えめだったのですが、
それを心配することなく、名言や珍言が生まれまくり、視聴者の笑いを誘っていました。

RTAinJAPAN_W2022_ミームになった「何が目的なんですか!?」

走者さんのゲームへの「愛の強さ」もRTAinJAPANで見られるのもいいところです。

ミームだけにとどまらず「カドゥケウス」ではハイスピード手術に視聴者も大混乱!?

タイムを追い求めるがゆえに、ゲーム画面にツッコミが追いつかなくなるのも、もはや恒例パターンですね。

また個性的な解説さんも増えてきて、ゲームRTAにいい感じにスパイスになっていました。

視聴者の脳がついてこれるか心配です…。

・・・

最終日はイベント前から、長時間タイトルとして、
「ファイナルファンタジーX」が大注目されていましたが、走者さん&解説さん共に無事に完走!

ミスできない乱数調整を長時間続けるのは大変だったかと思われますが、大きなミスなく完走されたのは本当にお見事でした。

20年来のゲームでしたが、久しぶりのムービーに涙した視聴者も多かったのでは?

最短でクリアという都合上、ネタバレもあるのですが、
懐かしいゲームの思い出に浸れるのもとてもよかったです。

最終日はSFC&任天堂の名作が次々とラインナップ。

新しく見つかったバグで大きくイベントをすっ飛ばす「MOTHER2」、

走者のテクニックと集中力でひたすら時間を縮めるレース「マリオカート」「F-ZERO」、

バグもテクニックも併用していく「メトロイド」「ドンキーコング」

どれも見どころたくさんでした。

より一層、エンタメ要素が強くなってきましたが、
あくまで最速タイムでクリアするのが本イベントの趣旨であり、走者さんの目標ですので、
そこはしっかり尊重&応援したいものです。

それにしても、登場ゲームも増えて、
アーカイブを全て視聴するのも時間がかかるようになったのは、嬉しい悲鳴といいますか。

本当は見た直後にブログを更新したかったのですが今更になったのは反省です(苦笑)

とはいえ今後も一体どんなRTAが登場するのか楽しみです!

それではまた!