ベニテングダケ【自然のキノコ・野草のイラスト】

動物・昆虫・海洋生物など

今回のイラスト紹介はベニテングダケ。

近年、秋を迎えるたびに話題になる毒キノコとして有名ですね。

どこかのゲームに出てきそうな、赤に白のぶつぶつがあるキノコ。
亜種だと、黄色に白のぶつぶつだったり、ぶつぶつ自体が少ないのもあるようです。

残念ながら、某ヒゲのおじさんのように食べると身長が2倍になるということはなく、毒を持つキノコです。

毒は水溶性。
食べた時の症状は主に、腹痛、嘔吐、下痢。
日本での死亡例は今のところ無いようです。

カラフルな見た目もあってか、毒キノコにもかかわらず、
ヨーロッパでは幸せを呼ぶキノコ、と言われているんだとか。

見るだけならどことなく可愛い。

ファンタジー作品やゲームでもキノコの代表的なアイテムとして登場したりしますね。

スーパーマリオのキノピオにいたっては、そのまんまの頭がキノコで赤と白の模様となっています。
食べられるのだろうか?

余談ですがスーパーマリオシリーズの毒キノコは、当時は黄色に濃い緑の模様でした。

後の作品で、紫色にドクロマークがついたりと、視覚的にも分かりやすくなりましたね。

ですが、私たちが住む地球上ではわざわざ毒を持つ植物が
「俺には毒があるぞー」と、視覚的に訴えてるくるものは案外少ないもの。

特にキノコは、食用キノコか毒キノコか、ほぼ見分けがつかないのも多々あります。

時間が経過したベニテングダケは、白のブツブツが取れ、ほかのキノコのように見えることも。

私もイラストを描いてる身ではありますが、現地で確実に判断できる自信はありません…。

自信がない場合や少しでも不安を感じる場合は、触らないほうがいいでしょう。

また思いがけず頂いてしまった時に見分けがつかない時も、小さい子供やペットが触れたりしないよう、すぐに破棄したほうがいいでしょう。

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ベニテングダケの主な特徴とまとめ

ベニテングダケの主な特徴

・イボテン酸、アマトキシン類を含む毒キノコ。
・寒い地方の高原に自生。
・大きさは8~20センチ。それ以上になることも有り。
・赤いカサに白いブツブツが特徴。
・ブツブツは強い雨などで取れることも。
・毒性はそこまで強くない。
・おもな症状は腹痛、嘔吐、下痢、のぼせ、幻覚。
・ヨーロッパでは幸せを呼ぶキノコとも。

データ参照:wikiPedia