アメリカドクトカゲ(ヒラモンスター)のイラストです。

アメリカでは最大クラスのトカゲ。
メキシコ北部にも生息。
アメリカドクトカゲとは
名前:アメリカドクトカゲ/Gila Monster
名前の由来:アリゾナ州の「ヒラ川」周辺に多く生息していることから
体長:30~55㎝
見た目の特徴:小さなビーズを敷き詰めたようなブツブツ・ごつごつした見た目。
黒い体に、黄色からオレンジの斑、またはシマシマ状の模様がある。
体系はずんぐりとしてて、むっちりとしている。
胴が長め、足は短め。尻尾は太い。
性格:やや臆病で、積極的に人間を襲うことはない。
捕食対象:爬虫類、ヘビの卵など。
天敵はコヨーテ。
太い尻尾には栄養を貯めこめることができるらしく、
これで長期間、食べなくても生き続けることが可能と言われています。
毒を持つトカゲ。飼い主が咬まれて亡くなった事例も…。
ドクトカゲの名前のとおり、毒を持ち、毒腺は下あごにあります。
獲物に一度かみつくと、強靭なチカラでなかなか離さないパワーは、まさにモンスター。
毒は神経毒で、咬まれると燃えるような激痛に襲われるそうです。
死亡例は少ないのですが、油断はできません。
ただ攻撃性は低く、動きはのんびりで、機敏なタイプでないので、近づかなければ大丈夫。
普段は岩場の影や地中に身をひそめてひっそり暮らしています。
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死亡する確率は低いのですが、
2024年アメリカで、飼っていたドクトカゲに噛まれて亡くなったというニュースがありました(※1)
飼い主の男性は、禁止されていたアメリカドクトカゲを2匹飼っていましたが、
何かの理由で1匹に手を噛まれてしまいました。
男性の彼女が気づいて、すぐに病院に連絡しましたが、飼い主は意識不明に。
病院い運ばれた後も意識は戻らず脳死状態となり、亡くなりました。
アメリカドクトカゲの毒が薬に!?
私たちの身近で毒が薬になったり、毒をもつ生物自体が、人間の生活の手助けになることはありますが、このアメリカドクトカゲもその1匹です。
なんと、アメリカドクトカゲの唾液に含まれる成分が血糖値を下げる効果があるのだそうです(※2)
研究が進み、2005年に糖尿病の治療薬として販売され、世界中でその効果を発揮しています。
1982年に発見された毒を、長年かけて薬にした研究者の方々には頭が下がる思いです。
今回のアメリカドクトカゲのイラストは、
「図解大事典 猛毒生物」にて描かせていただきました。
爬虫類好きにはそそる生き物ですが、日本でもペットとしての飼育は禁止されています。
ですが、上野動物園や札幌市円山動物園で見ることができるらしいので、
爬虫類好きの方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
それではまた。
※1ペットの毒トカゲにかまれて男性死亡、自宅で違法飼育 米コロラド州
https://www.cnn.co.jp/usa/35215601.html
※2参照サイト:動物が持つ毒からできた薬の話 https://bukai.pharm.or.jp/bukai_kanei/topics/topics74.html

