メキシコドクトカゲのイラストです。

メキシコドクトカゲとは
名前:メキシコドクトカゲ/英名:Mexican Beaded Lizard
名前の由来:体のウロコがビーズをしきつめたような感じから。
体長:最大100㎝
見た目の特徴:小さなビーズを敷き詰めたようなブツブツ・ごつごつした見た目。
黒い体に、黄色からうすいクリームのような斑、またはシマシマ状の模様がある。
体系はずんぐりとしてて、むっちりとしている。
胴が長め、手足は短め。尻尾はやや長め。
尻尾には栄養を貯めこめることができるらしく、
これで長期間、食べなくても生き続けることが可能と言われています。
毒の強さ
毒の性質や注入方法はアメリカドクトカゲとほぼ同じです。
毒の成分も、激痛や血圧低下を引き起こすものです。
ただ地面や岩陰に隠れてひっそりと待ち受けるタイプのアメリカドクトカゲと違って、
メキシコドクトカゲは木に器用によじのぼったりと、パワフルでアクティブな面も。
樹木の上に作られた鳥の餌までよじのぼり、
卵、そして雛を捕食することもあるようです。
またメキシコの現地では、
「メキシコドクトカゲの影を踏むだけで病気になる」
「息をふきかけられるだけで死ぬ」
などの不吉な迷信があります。
毒の息を吐くわけではないのですが、
その見た目のインパクトから、昔から恐れられている存在だったのでしょう。
メキシコドクトカゲとアメリカドクトカゲの違い
似ている2種のドクトカゲですが、もちろん違いもまります。
メキシコドクトカゲはアメリカドクトカゲの亜種と思われていましたが、
調査が進んだ結果、独立した種だということが判明しています。
次に大きく違うのが、体のサイズ。
アメリカドクトカゲは最大50㎝ぐらいですが、
メキシコドクトカゲは最大1mにもなる大型のトカゲで、
噛みついて離さないチカラも上だそうです。
尻尾もメキシコドクトカゲのほうがややスリム。
脂肪を蓄えてる時は少し太くなるようですが、ふだんは細くてスラリとしています。
体の色も、
アメリカドクトカゲは黒地に黄色から明るいオレンジ色で、
個体によってはかなり鮮やかに見えます。
その反面、
メキシコドクトカゲは黄色からクリーム色の斑が入り、やや黒っぽく地味に映る印象。
ネット上の写真でパッと見ただけでは区別は難しいのですが、
細かな違いがありますね。
メキシコドクトカゲは個体数が減っており、輸入も厳しく制限されてることから、
日本で常時展示しているところはかなり少ないです。
2021年、メキシコドクトカゲの繁殖で国内で初成功させた、
静岡県河津町にある爬虫類動物園「iZoo」なら、もしかしたら今も見れるかもしれません!
今回のイラストは、「図解大事典 猛毒生物」にて描かせていただきました。
日本ではもちろん野生でみることはないドクトカゲですが、
万が一見かけても、絶対に近づかないようにしましょう。
