絶滅した動物、メソヒップスのイラストです。

始新世中期に生息していたというウマの祖先。
ヒラコテリウム(エオヒップス)から、
オロヒップス、エピヒップスをえて、より現代のウマらしく進化。
(なおヒラコテリウムはパレオテリウム科に分類され、現代のウマとの繋がりが無いと判断されている)
前後ともに、足の指は3本。歯も長く進化。
また体格も大きくなり、足も長くなっています。
これにより敏捷性があがり、俊敏に動きまわっていたと想定されています。
この頃からウマの祖先は、森林から少しずつ草原への生活になっていったとも。
身をかくす場所が少ない草原地帯で生き残るのに、
やはり素早く動ける個体が生き残っていったのでしょう。
このあと、ミオヒップスという亜種が誕生し、
森に戻った種は、カロバティップス、
草原に残った種は、パラヒップスと、
生息範囲も少しずつ変化、枝分かれしていったようです。
この後、メリキップス、と続いていきます。