デイノニクス/Deinonychus
小型ながら知能も高く、集団で狩りを行っていたと言われる、肉食恐竜・デイノニクスのイラストです。

生息時期:白亜紀前期(アプチアン中期からアルビアン先期、約1億1,500万~1億800万年前)
足の人差し指にある大きなカギヅメが特徴。
この指は大きく上下に稼働し、敵や獲物に突き刺したり、引っかいたりして相手にダメージを与えていたとみられています。
恐竜の中では脳が大きく、知能が高かったとも。
集団で狩りを行っていた可能性が高そうです。
尻尾はピンと伸び、あまり動かせなかったものの早く走る時にはうまくバランスをとっていたと思われます。
映画「ジュラシックパーク」シリーズのように、
細見の体で機敏に動き、手の可動域も広く、狩りに役に立ったでしょう。

また研究が進むにつれ、腕や頭部に多少の羽毛があったと発表され、世間がざわつきました。
最初のイラストはその時に描いたものになります。
最近ではより全身が羽毛に包まれているという説も浮上し、
私たちが思っていたよりもずっと鳥の姿に近かったという話もあります。

全身が羽毛に包まれていると、なんだか可愛らしく見えてきますね。
ただしそれでも凶暴なハンターであることには変わりありません。
それではまた!