今回のイラストはホプロフォネウス/Hoplophoneus。
北アメリカに生息していたと言われる絶滅動物の1種です。
外見はサーベルタイガー(スミロドン)に似て、大きさは現代のヒョウぐらいと言われています。
姿はトラやネコ科の動物に近いそうですが、ネコ科ではなく、
ホプロフォネウス亜科、という独自の種類に分類されています。
スミロドンとの違いは、下アゴにでっぱりがあり、
大きな犬歯を保護していたと言われています。
現在までに発見された化石には、激しく争った跡があり、
長い牙を使って、縄張り争いや雌の奪い合いをしていたのかもしれません。
四肢は短めだったので、木には登らず、地上で狩りをおこなっていたと想像されています。
現代まで生き残ってたら、恐ろしいハンターになっていたでしょう。
それではまた!