ヒッパリオンのイラストです。

絶滅したウマの種類は多岐にわたりますが、
このヒッパリオンはメリキップスから分岐進化したウマの一種だと想定されています。
ヒッパリオンの時点で、指は3本ありましたが、
中指がかなり進化しており、ほぼ1本指で生活していました。
この時代は、草原が広大になった時期でもあり、
現代のシマウマのように群れを作っていた可能性があると言われています。
ヒッパリオンの大きさは小さな鹿ぐらいのサイズ。
体は小鹿ぐらいだったかもしれませんが、
草原でシマウマと同じような生活をしていたとなると、
顔つきはだいぶウマよりになっていたのではないでしょうか。
跳躍力・瞬発力が高い鹿は鼻先が細く、鼻の穴も小さいのですが、
馬は一定のスピードを保ちながら長く走ることができる、持久力の持ち主であり、
そのために多く・長く酸素を取り込む必要があると考えられます。
またやわらかい木の実などが豊富な森と違って、
草原では、繊維質が固めな草が主食になってくるため、歯やアゴが発達してくるでしょう。
現在のサバンナにシカ科の生き物がいないように、
水平線まで広がるような草原ではシカ科の生き物は不利な傾向にあります。
現在のウマ/シマウマに近い姿を獲得するか、
レイヨウやヌーなどのウシ科の動物が残っていることから、
これらの動物が有利だった結果でしょう。
(牛は乾燥や暑さに強い性質があり、アフリカ全土に様々な牛の種類がいることから、適応&繁栄した種であるといえる)
ふだんは畳まれてるような馬の鼻ですが、
例えば、レースで走る競走馬の鼻は大きく膨らむように、鹿とは違った特徴があります。
(ただ負担が大きいと、肺にダメージが加わるため、鼻出血を起こす競走馬も少なくないです)
なのでイラストの顔つきはまんまシマウマを参考にしているのですが、
個人的に、もう少し体にシマシマを入れても良かったかな、と思いました。
それではまた!
