ちょっとだけ毛のあるティラノサウルスのイラストです。
テレビマガジン2022月８・９月号にて描かせていただきました。
今回のティラノサウルスは、
長崎恐竜博物館にいるという、
ティラノロボットに合わせて描かせていただきました
（今回ブログにアップするにあたり、一部調整しています）
頭に毛があり、腕にもちょっとだけ羽があるタイプです。
恐竜の中では最も知名度が高いと思われる、大型の肉食恐竜。
映画「ジュラシックパーク」「ドラえもん のび太の恐竜」など有名どころにも登場していますね。
ティラノサウルスとは
ティラノサウルス/ティランノス（学名：Tyrannosaurus）
最大全長：13ｍ
最大体重：9ｔ
生息時期：白亜紀末期
発見場所：北米
大型獣脚類の生き物で、大きな頭と大きなアゴ、するどく並んだ歯、
そして大きな体と引き換えに、小さな腕に指が2本、というのも特徴の１つ。
ティラノサウルスは知名度の割にナゾが非常に多い恐竜です。
ここ近年でもいろんな研究結果で更新され続けており、ネット上でもしばしば考察されている様子が見られます。
なのでここではデータは軽く紹介します。（何か情報がきたら更新します）
常に更新合戦！ティラノサウルスの謎
2004年頃、
ティラノサウルスに近い恐竜に毛が生えていたことが明らかになりました。
これにより恐竜に毛（羽）があったということが少しずつ世間にも知れ渡ってきます。
その後、大型肉食恐竜のユウティランヌスにも羽毛があったことがわかり、
ティラノサウルスにも毛が生えていたのではないか、
という話に繋がってきました。
毛があるのか・ないのか、羽毛があったとしたらどれくらい体を覆っていたか、
は、まだ分かりません。
（この記事を書いてる現在、
ティラノサウルスに毛が生えていた確定的な証拠を書いた話は私も見つけられませんでした）
ネット上で見かける復元画も、本当に様々です。
体毛以外にも、現在進行形で調査が進んでいる部分は多く、
足が早かったり、遅かったり、やっぱり早く走れたかもしれない…、
と走る速さに関しても、様々ですね。
近年では、くちびるがあった、という研究結果も上がっています。
口を閉じた時に、歯が全て隠れるのか、歯が見えたままになるのか、
も気になるところです。
なおこのイラストを描いた後に、
恐竜の舌はあまり動かなかった（現在のワニに近い）、という話を知り、
もう少し、舌を寝せればよかったかも、と思います。
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ティラノサウルスは今も、世界中の恐竜ファンの想像や妄想を膨らませており、様々な姿のイメージを見ます。
認知度は高いのに、未だにナゾだらけなのも、
これまた人々の興味を引き寄せているのかもしれませんね。
この記事を見た次の日にも新しい情報が出てくるかもしれません。
それぐらい更新頻度が高い恐竜です。
ティラノサウルスがモチーフのキャラクター
ティラノサウルスはそのままの姿で映画に登場するだけでなく、
モデル・モチーフとなることも非常に多い恐竜。
スーパー戦隊シリーズだけでも敵味方共に、多数登場しており、
ヒーローがモチーフの場合、
専用メカもティラノサウルスをイメージした姿がよくみられます。
注目するべきは、年代によって、
その時代のティラノサウルスの姿が、モチーフになったメカの形状に反映されている所でしょう。
恐竜戦隊ジュウレンジャー/ティラノレンジャー
守護獣ティラノサウルス… 頭を上げ怪獣スタイルに近い。ゴジラのように尾を地面につけている。
爆竜戦隊アバレンジャー/アバレッド
爆竜ティラノサウルス… 頭から尾まで横一直線のようなスタイルで、現在の復元画に近くなる
獣電戦隊キョウリュウジャー/キョウリュウレッド
獣電竜ガブティラ… 頭に毛をイメージしたようなトサカがある
上記以外にも
竜装戦隊リュウソウジャー/リュウソウレッド
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー/ゴジュウティラノ
がいます。
リュウソウジャーのティラミーゴはブロック形態になる珍しい戦隊メカですが、
頭部回りは原点回帰で、かなりティラノサウルスに近いシルエットになってる気がします。
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ゲームにおいてもいろんなゲームに登場しており、
ポケモンには、「チゴラス」「ガチゴラス」がいますね。
フサフサな部分があり、
図鑑には「全身が白い毛で覆われていた可能性」という一言も。
近年の、毛のあるティラノサウルスをイメージしている感じが見受けられます。
ポケモンにはドラゴンモチーフのポケモンは当たり前にいるのですが、古生物・恐竜モチーフは少なめ。
登場しても「かせきポケモン」という分類になっているという特徴があります。
（化石から復元するせいか、「いわタイプ」がつくという特徴もあります）
近年、ポケモンと博物館がコラボして「ポケモン化石博物館」が、
巡回博物展として各地を回っています。
気になる方はぜひ行きましょう。
ガチゴラスの化石もありますよ！
それ以外にも
モンスターハンターのティガレックス、ロックマンX5のバーン・ディノレックスなど、
様々なゲームジャンルで、
ティラノサウルス、またはティラノモチーフのキャラやモンスターとして取り入れられてると感じます。
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おもちゃとしても「ゾイド」「トランスフォーマー（ビースト系）」などでいろいろ見かけます。
かっこいいだけでなく、主役やボスクラスだったり、
ストーリーの切り札だったり、重要なポジションであることが多いですね。
またフィギュアやグッズも非常に多くの商品が出ています。
恐竜ジャンルではよくあることですが、
ティラノサウルスそのもののフィギュアも、その発売当時の時代の姿を反映していることがあります。
もちろん今でも、毛のないティラノサウルスのフィギュアはよく売られているのですが、
資料性もかねてフィギュアを探している場合は、
発売された年代も調べておくといいかもしれませんね。
それではまた！
