シャロヴィプテリクス/ Sharovypteryx
三畳紀中期-後期に現れたといわれる、被膜を持つ爬虫類の一種。
キルギスで発見された、未だ謎の多い絶滅生物です。
生息時代は後期三畳紀。年代は推定、2億2500万年前頃。
大きさは頭から尻尾まで約20㎝。
名前の意味は「シャロフの翼」。
ロシアの「アレクサンドル・シャロフ」という古生物学者の名前から付けられました。
長い後ろ脚と尻尾の間に張られた大きな被膜が特徴。
その姿はデルタ戦闘機のよう。
現在はまだ前足付近の詳細な化石は出ておらず、想像するしかないのですが多少は被膜があっただろう、というのがおおよその予想のようです。
木の上からグライダーのように滑空して飛んでいたと思われますが、
飛び方をはじめ、何を捕食していたのかも、未だに詳しくわかっていない生物の一種です。
独特なその姿からも今後の発見・調査が待たれますね!
今回のシャロヴィプテリクスのイラストは、
「大迫力!恐竜・古生物大百科」にて描かせていただきました。
---現代のアニメやゲームにシャロヴィプテリクスのモチーフはいるのか---
マイナー爬虫類を探せ!
特徴的な外見を持つ爬虫類ですがアニメやゲームでの登場および、モチーフとなったものはかなり少ないようです。
有名なゲームタイトルで探しましたがモチーフとなったものを探すことはできませんでした。
食性や攻撃性がわからないとモンスターとして登場させるのも大変でしょうから、かなりのマイナーおよび、レア爬虫類と思われます。
そこで食玩でおなじみ「ほねほねザウルス」のラインナップを探してみました。
2022年で20周年を迎える本商品は、名前のとおり恐竜や古代絶滅をモチーフとしたフィギュアを発売しています。
マニアックなラインナップも多い本商品ならきっと…?
探してみたところ、なんと2022年発売の「ほねほねザウルス ブロックス 第8弾」に登場しているようです!
脇役(?)ではありますが、これまたティラコスミルス、ドロマエオサウルス等、ややマイナーよりのラインナップの中に入っておりました。
他のラインナップもなかなか面白いので、気になった方は探してみてはいかがでしょうか!
それではまた!